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お手紙


わたしが最後に届けられるものは何だろう。

贈り物かな。お手紙かな。
それとも常に貰ってる愛やパワーのお返しかな。

そんなことを一人で考えた。


わたしが送れる贈り物は限られている。
だから今回は辞めた。

常に貰ってる愛やパワー。
わたしが返すには弱すぎるから辞めた。


そう考えていくうちに決まったのは、お手紙。


便箋を用意してボールペンも用意した。

さて何を書こうかな。
どんなことを書いたら喜んでくれるかな。


ひとまず下書きを書こう。

何も考えずに下書きを書いた。
そしたらたくさん書いてしまってた。

そして本番。
便箋とボールペンの確認をして書き始めた。

この時も何も考えずに無で書いた。


書き終わって誤字がないか確認した。
でも何個か誤字があって修正テープで隠した。


そしてもう一度だけ確認して封筒に入れた。


わたしが伝えたいことを全て、お手紙に書いた。


思うがままに好きなように自由に…


もしかしたら
字が小さいかもしれない。
殴り書きになったかもしれない。
バランスが悪いかもしれない。


そのことを伝え忘れちゃった。

でもお手紙の渡し相手には届けられた。

『お手紙を書いてきたよ。』と言って渡した。

わたしが最後に届けられるもの。
それはお手紙。


お手紙を読んでくれたら嬉しいな…

わたし最後に多分こう書いた記憶がある。
『職員さんの中で一番大好きな職員さんでした』

この一言だけ記憶に残っている。
もし文章が違くてもそんなことを書いた。




ここまで名前を伏せてたけど
職員さんって言っちゃったから答え合わせ。


わたしがお手紙を書いた人は


共通の趣味の職員さんでした…((

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