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⑥株で成功する秘訣は「孤独」を愛する事

日本で株をやっている人の中でほとんどの方が、何となく周りに勧められて株を始めたり、世の中のニュースを見て「この銘柄が凄い!」と話題になっているのを知って同じ銘柄に投資しています。しかし、株の仕組み自体は凄く単純ですが、周りに流されてできるような簡単な話ではありません。まずは株の仕組み(原理)を知り、チャート分析の方法を覚える必要があります。この時点でスタートラインに立ったといえます。

しかし、それだけでは中々大きな利益を得るのは難しく、利益を出してる多くの投資家は成功するまでに約1年~3年かかっています。株の仕組みを知り、チャートの見方を覚えるだけであれば1日あればできます。ではなぜ、利益を出せるようになるまでに年単位の時間がかかってしまうのでしょうか。

色々な理由があります。知識は得たものの実際に取引してみないと感覚が分からない、要するにインプットしただけでは効果はなく、それをいかにアウトプットできるかが重要です。実践慣れするまでに時間がかかります。そして、失敗を重ね振り返る事で成功の道が開けます。少額で投資を始め、たくさん失敗する事も大事な経験といえます。更に、過去のチャートをひたすら解くという、いわば「過去問の勉強」も大事です。下の図のように、ランダムに選んだ過去のチャートを見ながら、移動平均線や株価の位置を見て「どういう時に株価が上がり、どういう時に下がるのか」を徹底的に分析します。当然ですが、75日移動平均線(方向線)、20日移動平均線、5日移動平均線を表示させます。

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僕は実際にそれぞれの銘柄ごとに3年分のチャートを用意して勉強していました。合計約100年分のチャートを勉強しましたが、それ以降勝率は一気に上がりました。僕の場合はある程度短期で集中して勉強したので、100年分のチャートを分析するのも大体2ヶ月ぐらいでやりました。特にこの間はずっと家に引きこもってやっていたのを覚えています。学生時代の受験勉強と同じで、やはり過去問の勉強は大事だといえます。

このように、株で一定の利益を出せるようになるには周りの友人との時間を削ってひたすら自分だけの時間をつくる事が必ず必要になってきます。株式取引を行っている最中は基本的には孤独で、日々パソコン・スマホと向き合う時間が長い為、周りとの関係を絶たなければ中々集中してできません。昔、先輩から投資家として生きていくのであれば、「孤独を愛する事」と言われたのを覚えています。株は相手どうこう関係なく、常に自分との勝負なので、孤独を愛する事が苦痛な人にとっては凄く厳しい世界だといえます。

しかし、成功すると自由な時間もできます。お金があると好きな事もできるようになります。自分の将来を考えた時に、1年~3年、人によっては5年、この期間を犠牲にしてどれだけ取り組めるかだと思います。株価は、チャート分析通りに動くので、勉強すれば誰でもできるようになります。例えば、実際にチャートを見ると分かりますが、75日移動平均線(方向線)が上向きの時に株価は上がっていきます。更に、株価が20日移動平均線を下から上に突き抜けた後、しばらく上昇していきます。これらは、全ての銘柄に共通していえることです。更に、「初心者が失敗しない為の資料(テクニック編)」に載せているいくつかの売買手法も共通して使う事ができます。ここが理解できると、株はギャンブルではなくビジネスであると認識できるようになります。

これらを勉強する為には、「孤独を愛する事」が重要です。人には向き・不向きがあるので、自分に合った生き方を見つけてほしいと思いますが、株に挑戦してみようと思う方は是非今回のお話を参考にして頂けたらと思います。今日も最後まで見て頂いてありがとうございました!

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