2023年4月, 中3=受験生になりました


01.  改めて振り返りつつ、改めて覚悟をする4月

小学校の就学前、もしかしたら学力を伸ばしてあげる素地があるかもしれないと感じて地方としてはかなり早いと思いますが小学1年から塾に通い、小学3年には塾の模試で良い結果を出し、ありがたい反面長い戦いになることを覚悟してから8年。長かった。長かったようであっという間でもあった。

いつかどこかで興味が他にそれるのは問題なくて、やりたいことが他に見つかればそちらに行ってもらってよいのです。一番怖いのは何に対しても頑張ることができなくなってしまうこと、もしくは逆に頑張りすぎることで気持ちが途切れてしまうこと・・・でした。家族みんなで協力しつつ、何より一番しっかりとやり切ったのは我が子その人、ここまで立派でした。

さて、通過点の1つではありますが、人生で最も大きな通過点の1つ、高校入試まであと1年、最終学年となりました。

国・数・英の3科目は全国でもある程度のレベルに位置することはできていることがわかりました。東進の全国統一中学生テスト、他流試合のように挑んだ早稲田アカデミーの模試、駿台中学生テストでは地方勢としては十分な成果を残してくれました。一方で、ここまで理・社は未知数。地元で行われている業者模試では思いのほか理・社も悪くないものの、いわゆる塾の本格的な模試の科目に理・社は入っておらずどんなもんであるか全く持って不明。

そんな状況でいったんは志望校合格を目指していくことになりますが、1年間のマイルストーンをそれぞれどこに置くか、は難しいところでした。

02. 1学期は部活と体育祭が忙しい

マイルストーン。
英検2級は中2の3月に取得しました。
他流試合として受検した早稲田アカデミーの模試でも良い結果を出しました。
東進の数学特待が5月末の全国統一テストという形でありますが、だとしても入試が本格化する2月までどうしようかと。

まずは部活。副部長として大会を目指します。が、大好きな先輩たちがいるなかでのびのびと楽しくやっているうちはモチベーション高くできていたのですが、まじめな性格もあって先輩としてリーダーの1人として後輩を率いていくとなると「大変」「面倒」という表現として前向きになれない状態になっていました。

顧問の先生方から話を聞くに「とてもよくやってくれている」との評価だったので、やっぱり真面目なんです。まぁ確かにそうでなければ学習面でここまでの成果を出してはいませんよね。だから、応援するのが正解なのか、応援しすぎることでそれがプレッシャーになってしまうのか判断がつきませんでした。今でも正解がわかりません。

けれども無事地方大会は突破し、県大会でも前年より1段上の成果を残し、立派な内容で引退を迎えました。これが8月の初旬。

また、学校の一大イベントである体育祭(9月初旬)も中心メンバーにはありませんし、特に運動が秀でているわけではないのですが、面倒がりつつもちゃんと取り組み、委員としての役割も果たし、無事任務を終えることができました。内申評価のためとはいえ、自ら進んで役に取り組むようなことは苦手なはずですが、委員に挙手して取り組んだのはとても立派だったと思っています。

03. GWはたっぷり遊ぶ

受験生である、ということをことさらに強調して何の意味があるのか。そんな疑問もない訳ではありませんが、やはり人間、都度都度、越えなければならないハードルは必要だと思うのですね。

昨今、(悪いとは言いませんが)不登校の子供たちが増えているようです。不登校になる子供たちはそれぞれ様々な理由がありますよね。それを十把一絡げにして結論付けることはできません。ただ、我が子の周辺で起こっているものを見ると、「トラブルがあるわけではない(ように見える)のに学校には行けない」という子供が多いように見えます。

以下、根拠は全くなく、想像の域を出ませんが、この学年の子供たちは小5から小6になるところでコロナの影響で学校休校の措置が取られた世代です。この学年に限らず、このタイミングで中1を向かえた1つ上の世代から、このタイミングで小学1年になるような世代の子どもたちは数か月に及んで学校に行けない・・・語弊を恐れずに言えば「行かなくてよい状況になってしまった世代」です。つまり、学校に行くことが当たり前ではなくなり、頑張って学校に行くという捉え方・気持ちになってしまったことが少なからずいる世代と言えます。だから、友達とトラブルになっているわけでもなく、何が嫌だというわけではないけれども学校に行けない、行きたくない、と。

なもんで、我が子を含めて今の子どもたちが我々親世代が感じている「普通のこと」を「普通にできていること」については一定の評価をしないといけないのかもしれないと思っています。ただ、これから大人になって社会に出て行って、より多様な価値観が許容されたなかで育った人たち、多様な価値観が許容された環境に入っていったときに、何も考えずに環境に溶け込み順応してやっていけるのであればよいですが、そうでなくてもある程度こらえて、自分とは異なる価値観や存在に対してある程度ストレスを感じながらもその中でやっていくことに慣れていく必要もあると思うのです。

だから、この受験生である約1年はそういったことを経験する良い機会だと思っています。そこに全力で取り組んでいけるように、心の余裕を持てるようにゴールデンウィークは(まだコロナの影響に対する不安はありながらも)家族旅行に行くことにしました。このタイミングならコロナにり患しても受験には影響ないでしょうし、何なら天然抗体を得られるからプラスだ、くらいにとらえようと。

04. 金沢で地震に遭遇

そうなんです。久々の家族での外出、遠出。いろいろ楽しもうと早朝から出発してゆったりまったり金沢まで向かいました。お昼少し前くらいに金沢に到着、混雑を避ける形で「海鮮丼」にありつくこともでき、スタートは順調。

お腹いっぱいで金沢市の「近江市場」を出て車をとめた駐車場に向かって歩いているその時でした。周囲にけたたましく鳴り響く

久々の家族旅行でしたがとても楽しむことができました。

05. お勉強以外の話でしたが・・・

さて、時間軸は様々でしたが、ざっくりと夏休みが始まるあたりまでの勉強以外の視点でのまとめでした。見る限りは部活と家族旅行だけのように見えますが、3年生1学期の定期テストも1位をとってきたので最低限・最小限の学習は積み重ねていました。ただ、気合を入れてゴリゴリとやっていた、という感じではなかったですかね。塾で開催される模試で1位を目指すという感じでもなく・・・それとなくそんな雰囲気のことは言うのですが、そこにそれほど強い意志は感じられず、「まぁ3年になって5科目の模試になったけど順位は1ケタをキープしているからいいんじゃない?」くらいの気持ちでいたような気がします(親の偏った見方かもしれません)。

ということで、親としてはやきもきしかしていなかったのですが、まぁ結果は出ているし、夏以降に頑張る元気がなくなってしまうのも嫌だったので、ひたすらここは忍の一字だったように記憶しています(いや、多少は言っていたかもしれませんが)。

ということで、本格的なお勉強の話は次回再開。

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