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#214 環境の次はペット禁止か?

フランスでは動物愛護に関する法改正案で、犬と猫はペットショップでの販売を2024年から禁止されるそう。

彼の国では毎年10万匹近いペットが捨てられているという。

ペットショップのショーウィンドウで見ると、衝動買いをしてしまうのが原因だそう。

以降、保護団体や個人からの譲渡、ブリーダーからの直接購入だけになる。

それでは、我が国で犬猫はどのくらい買っているのでしょうか?

一般社団法人ペットフード協会(令和2年)によると

犬は54%ペットショップで買っている。

猫は、野良猫33%、友人知人で30%、ペットショップで17%

全国(平成30年)で、保健所に収容された犬猫は約9万2千匹で、このうち、約1万4千匹が「飼えなくなった」依頼しています。

犬猫好きの方は「私はそんなんじゃない」と言うかもしれない。

「ウチの〇〇ちゃんは、喜んでいる。家族だから。」って。

「心が通うことはある。人間よりいいかも」

ペットはしゃべれないから。勝手に想像しているだけなのではないか。

親に虐待されている子どもだって、親に懐くものです。食べるために。

人間とうまく行かないのに何故か動物とはこころが通じるという。なんとまあ身勝手な。

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「私が死んだらいっしょにお棺に・・・」とか。

ペットを飼う審査も必要かもね。

郊外か家の広さ、年齢、年収、他のペット数、家族の数(独身で出張が多い人とか不在がちな人もダメ)。特に、もしものときの引き取り手の確保は毎年更新するべきだな。

寂しい人ほどペットで癒さがちなんだけど、むしろそういう人ほど飼うのができないことになるけど。皮肉にも。

申し訳ないけど天涯孤独な人は犬猫さえ飼えなくなっちゃうかも。

でも良く考えると、生の責任からすれば当然じゃないの?

個人の所有物にせずに、グループで飼うような仕組みを考えるべきだね。

もしかしたら人類がペットを飼うというのも、もう古い考えかもしれない。考え直す時期に来ているのかも。

「犬は人間と一万年いっしょに暮してきた」という言説があるけど、だから何?

一つも肯定する理由にはならない。

「人間はずっとタバコ吸ってきた。」「いつの時代も戦争や殺戮があったものだ」「ずっと差別があった」「女性は抑圧されてきた」ってあるけど、これらが肯定されることはないでしょ。

というような論理で、またヨーロッパ発の規制が始まるかもしれない。

そのうち「まだペットなんか飼っている野蛮な人たち」などと言われる日が来るかもしれない。

少なくとも「毎年、犬猫を数万殺傷している国」「ペットショップがまだある国」は数年後には名指しされるかもね。

まずは「動物の足音にピコピコ音つける番組」、「ペットショップで目が合ってつい買っちゃった!」「独身で寂しくてネコ5匹犬5匹飼ってま~す」とかいう芸能人のテレビはBPOで問題にすべきだと思う。

こういうのはモラルとか倫理道徳をいくら説いても無駄。

法で強制的に押さえつけないと。自己中心的な人には通じない。

何しろペットはしゃべれないからね。

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