#192 経済にとって生産性がほとんどすべてです
生産性って大事なの?という疑問
これには、いい答えがそろっています。
クルーグマンKrugman [1994]は、
“経済にとって生産性がすべてではないが、長期的には生産性がほとんどすべてである”
“国を豊かにできる要因は生産性の向上だけだ”
ソローSolowはノーベル賞受賞講演で、
「人々がより一生懸命働くから経済は成長するのではない。よりスマートに働くから成長するのだ」と述べた。
ドラッカー「現代の経営」、
“生産性を測定する以外に経営者の能力を実際に測定する方法はない”
モレッティMoretti [2013]は、
“人類の歴史上、生産性と生活水準の上昇を力強く牽引してきたのは、つねにイノベーションと技術の進歩だった”
「生産性を上げる」というと「より忙しく働く」「キツクなる」と考える人がいますが、そういうことではありません!逆です。
「生産性が上がった」とは、働きやすくなること、しかも時短で給料が上がることです。
スマートに働こうということです。
「働き方改革」は仕事を楽にすること。
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