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#269 OSINTであなたもスパイに!

オープンソースインテリジェンス

OSINT(オシント) (Open Source Intelligence)

公開されている情報からデータを収集、分析、決定するインテリジェンス活動のことです。

米国国防総省(DoD)によって、「特定の情報要件に対処する目的で、一般に入手可能な情報を収集し、利用し、適切な対象者に適時に普及させた情報」と定義されています。

昔から諜報活動で行われている「合法的に入手できる資料」を「調べて突き合わせる」手法です

「外務省の駐在員は現地の新聞を読むだけ」などと批判する人がいましたが、ニュースの断片、人事の異動発令などを丹念に集積し、分析するといった手法は基本でしょう。

政府の公式発表、メディアによる報道・インターネット・新聞・書籍・電話帳・科学誌その他

ラジオ放送の受信では、ラヂオプレスが北朝鮮やソ連の放送から情報を得ていましたね。

もちろん現代はネット情報。

ソースコードから、そのサイトのさまざまな情報が手に入る。

ライバル企業の資料やウェブページ、IR情報等を分析して、ライバル企業が次にどのような戦略を取りうるかを予測

「ターゲット企業の公式サイトや人材採用サイト、会社案内パンフレットや営業資料などは比較的簡単に入手することができます。また、公開情報の収集を補助するツールも世の中には流通しています。ここでは、「theharvester」というツールを例に、OSINTの手法を見ていきます。このツールは検索エンジンなど一般に公開されている情報からメールアドレス等を収集することができるものです。」(ニュートン・コンサルティングのサイトより)

スパイ養成コンテスト!! Open xINT CTF というのもあります。

in AVTokyo 2020 write-upの感想はこちら

昨年亡くなった立花隆は文藝春秋の連載で時の総理田中角栄を追い詰めたわけですが、この時、膨大な量の不動産登記簿をしらみつぶしに探すなどオープンソースインテリジェンスを行ったわけです。

この件は昨日のNHK-BSの「アナザーストーリーズ運命の分岐点」の「立花隆vs.田中角栄」でやっていました。



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