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あなたにありがとう。~並木のり子アニメデビュー30周年記念感謝祭~


2023年10月28日、奇跡のような一夜。

声優・並木のり子さん(のんたん)のアニメデビュー30周年を記念して開催されたイベント

『並木のり子アニメデビュー30周年記念~感謝祭~』

に参加してきました。

代々木アニメーション学院・声優科ではのんたんと同期で、今でも親交の深い鈴木真仁さんとモリノリ久さんが出演。

そしてスペシャルゲストには、その代々木アニメーション学院の声優科で講師を務め、のんたん達を直接指導されたレジェンド・三ツ矢雄二さん。

開催前から“神イベント”であることが約束されたキャスティング。

発表されたときからずっとワクワクしていました。



イベント当日。

予約の段階では座席が分からず、入場後に案内してもらって初めて分かるシステム。

どの席になったんだろう?(どきどき)

「こちらの席にどうぞ」

最前だ〜!(*´꒳`ノノ゙☆パチパチパチパチ

席に着き、ブラッディ・メアリーとラザニアを注文しました。
(のんたんのイベントなのに全然可愛くないやつ笑)

まっかっか!(笑) おいしかった!


開演時間が近づくと、オープニングアクトが登場!

黒猫のんたん!可愛い!

開演前から客席エリアを歩いていた姿も可愛かったですが、歌ってる黒猫のんたんめっちゃ可愛い〜!

カバー曲メドレーで大いに盛り上がりました!

のんたんが歌う松田聖子さん最高だったなぁ...

特に『青い珊瑚礁』大好きです。さすが原点。



会場が温まったところで、イベント本編に突入!

のんたんは黒猫からお姫様のような衣装にチェンジ。

まずは朗読から。


『雨とながぐつ』(脚本:竹内高さん)

のんたんの大事なイベントで披露されることが定番となってきた作品。

今回はのんたん、鈴木真仁さん、モリノリ久さん、中尾友紀さんとバンドメンバーの皆さんが参加という豪華布陣。

キャラの濃い登場人物と落ち着いたナレーション。さらには鳴き声をなんとトロンボーンが“演技”。

今回だけの特別バージョン面白かったです!


朗読の後はのんたんのライブパート!


『今が好き』
『雫』



このイベントの数日前、のんたんが配信で

「『今が好き』でコール&レスポンスするからみんなよろしくね!」


ってお話してたので、「誰よりも大きい声出してやるぞー!」と意気込んでいたハイド氏。

いざ本番。

のんたん:「好きーなことーは?」 (演奏が止まる)

ハイド:「好き!」 (無音の中で響く1人の声)

演奏が止まって、コール&レスポンスの練習が始まるところだったのですが、先走る僕。笑

のんたん:「合ってるよ!溢れちゃったね!(にやにや)


やられた!恥ずかしい!笑

でもこれも良い思い出になりました!

『雫』は今回のイベントで初めて聴きました。

『今が好き』でのハプニングを若干引きずりながらソワソワ聴いていたので、今度は落ち着いて聴きたいなって思ってます。また歌ってください。笑



そしていよいよのんたん緊張のコーナー!


「スペシャルトークショー」

「スペシャル」とタイトルに付いている通り、スペシャルなゲスト・三ツ矢雄二さんが登場!

登壇されたときから、圧倒的なオーラでした。

関係者も多かったからか、客席の皆も少し背筋がピンとなった感じ。笑

トークショーでは、のんたん専門学生時代の通信簿が出てきたり、三ツ矢さんが代々木アニメーション学院の講師になった経緯が聞けたりと、貴重なお話ばかり。

準備期間が声優科開講まで数ヶ月しかなかったのは驚きました!笑


トークコーナーの終盤には、のんたんから三ツ矢さんにお手紙が読まれました。

のんたんが色々な場面で「三ツ矢雄二さんに感謝している」とお話されているのを聞いていたので、涙を流しながら直接感謝を伝える姿を目の前で見ることができて、僕も感動しました。

コーナーの最後は、10月18日にお誕生日を迎えられた三ツ矢さんにバースデーケーキのサプライズ。

劇団フリーアトムの1期生の皆さんも登場。


三ツ矢さんが「○○さんはね〜」と1人ずつどんな生徒・後輩だったかを語られている時間は、同窓会のような不思議な温かさがあって、その空気感だけでなんだか目頭が熱くなりました。

笑いながら涙を拭うのんたんも印象的でした。

感動的な時間の後は、再びのんたんのお歌コーナー。

『真赤な太陽』
『1002』

『真赤な太陽』では赤いフリフリを首から下げ、割り箸を持って歌いながら客席を歩くのんたん。

僕が真赤なブラッディ・メアリーを頼んだのはこの伏線だったのか!(違う)


ハイド氏、人生初おひねり。笑

周りの“いい大人”の見よう見まねで、ポチ袋をのんたんの持つ割り箸に挟みました。

少し大人の階段を登った気がします。笑


『1012』は、この曲を作詞した鈴木真仁さんとのスペシャルコラボ。

朗読やトークではあんなにテンションの高い2人(特に鈴木真仁さん)でしたが、歌になると途端にカッコよくなる。

表現者のスイッチってすごいなと改めて思いました。


お歌の後は朗読コーナー。今度は新作。

『ハッピーアイスクリームの奇跡』(脚本:松井亜弥さん)

これまで担当されたキャラクターのメタな小ネタが入ったり、三ツ矢さんのような声の先生(モリノリ久さん)が出てきたりとファンが嬉しいセリフばかりで、ずっと面白かったです。

今回だけじゃ勿体ない!(特別感あるけど...!)
またこの3人でこの朗読して欲しいって思ってます。


盛りだくさんのイベントも気づけば終わりの時間。

最後はのんたんオリジナル楽曲で締めくくり。

『あなたにありがとう。』

会場の皆にはもちろん、声優活動30年で関わった全ての方々にも届けるかのように、心を込めて歌うのんたん。

キラキラした表情で歌うのんたんが綺麗でした。

会場は、素晴らしいイベントと歌声に向けられた大きな拍手で包まれました。

拍手から間もなく起きた会場のアンコールの声に応え、再びのんたんが登場。

『Peace』

イベント出演者の皆さんも揃って登場しました。

三ツ矢さんも含めた皆さんでサビの振りしてるのが最高で、感動のフィナーレとなりました。

物販のガシャポンで当たったチェキたち。
サイン入りも嬉しいし、右上のチェキお気に入りです♪




トークショーの途中で、のんたんが三ツ矢さんに「メッセージいただけませんか」とお願いしたところ、以下のようなメッセージがのんたんに送られました。

僕は並木さんの歌が好きで、求められたものを的確に表現する演技も素晴らしいと思う。
でも、これからもっと上を目指すのであれば
“これ”というものを1つ伸ばして欲しい。

「どれでも何でも(歌も演技も)できます!」っていうのもいいんだけど、何か1つ飛び出して欲しい。

その飛び出した杭は打たれてしまうんだけれども、打たれるってことは注目されているっていうことだから。

並木さんの中で決めて、伸ばしていってくれたら良いなと思います。


恩師である三ツ矢さんから「並木さんの歌が好き」という言葉が出た時点でもう泣けるのですが、その後に続くメッセージもただの定型文ではなくて、しっかり今ののんたんを見てのお言葉だったので、すごく響きました。

アニメデビュー30周年を迎え、これからどのように活動をされていくのか楽しみです。

僕ものんたんの歌声が大好きなので、個人的にはもっとお歌を“長尺で”聴ける機会が増えたら良いなと思ってます。

これからののんたんにも要注目です!


【イベント情報】


松本梨香さん主演・演出の舞台に出演。

チケット代はなんと1000円!(小学生以下は無料!)

12月10日(日) 14:30開演
舞台「ワッショイ!〜I am me〜」
@成田国際文化会館

⬇️イベント詳細・申し込みページはこちらから!

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