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気圧低下と上昇に揺れる

しっかり世界からドロップアウトしているため、流行りもニュースも疎いまま、興味のないままでいる いまの自分の存在を肯定してるけれど強がっていないと立っていられない部分もたしかにあって、不安とはずっと隣り合わせにいるから自分のつくった世界を生きるだけでも必死で
Twitterをスクロールしたときに目に止まった投稿に、鍵をかけて封じ込めてた記憶が不意に蘇って息が詰まったし、引きずるくらい1日体調が悪かった SNSにも書けないこと、こんなこと誰にも言えないよねーってことが増えてきたから人生がやっと始まった気持ち!そんなのだけがずーっと膨れ上がったままで、キラキラのアイシャドウをまぶたの上に閉じ込めるくらい!隠すのが上手くなってる気がするんだ~~あたしのことなんてね、わかんないでいいんだよ 間違っても種明かしはしないから安心していいからね
夜しかバイトもできないような人間にできることはたかだか知れてて、そうだなあ、この1歩を踏み出したらってっていうたかが外れた方が楽になる気がするんだや~~、、ねえ、そんなきみはどう?綺麗な目でたくさん悩んで選んだ道をさ、真っ直ぐ正解に向かって歩いてるきみが、あたしは本当に羨ましくて羨ましくて仕方なかったんだよ その間できみも知りたくないこといろいろ知ったんでしょ、それはあたしだけじゃないでしょ どうか道連れにさせてよ、置いていかないでよ、

会いたい人にはいつだって簡単に会えないのにってそんなことの繰り返しだ 愛以外のことはわかったのに肝心な愛だけはいつまでたっても覚えられないままで、何を考えてるかわからないあなたとばちっと目が合った瞬間だけは生きていて大丈夫だったと全て肯定された このままどろどろに溶けちゃってもいいと思っている反面ずっとクリアな頭の中、あの空間だけがいまの全てのような気もしてる わかってた?清純を着飾ってたのに汚れちゃった子はね、最初から汚れてた自分も飼っていたんだよ、それがやっと噛み合ったみたいでさかわいいよね~~でもあたしはあたしのことをいちばん愛していちばん憎んでいるから関係ないの、もういやになっちゃうね


あの日から何年経っても身体と心の乖離が著しく、うれしいたのしいをずっと傍観して生きている それなのに痛いことつらいことには合致してしまうから、あーきっと、これが、果てしなく続いてるわたしの名前のない病だ、ずっとずっと孤独で仕方ないんだ
天国も地獄も存在しない、ここを生き抜くには表現者でもないのに叙情的になるのが唯一の手段で あとは偽物まがいの救いを祈ることしかほかになにもできないから、ただ、祈っているんです




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