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唯一無二のハリイチ
先日の遠征ヒルクライムの時から気になっていたサイクリング標識、「ぐるっと西はりま」
すぐさま調べてみました😊
https://tabi-rin.com/archives/course/42110
コロナ禍で県外の移動が制限されがちなことにも後押しされ、サイクルツーリズムの熱が、ローカル単位で各地俄かに上昇中だと思われます。
生まれ育った地域が自転車で活性化⁉️
もちろん走らないわけにはいきません♡
ちなみに播磨(はりま)とは、兵庫県の西部エリアを指す旧国名。他には摂津(神戸エリア)、但馬(豊岡や城崎温泉のあるエリア)などがあります。
播磨の中でも更に、西播磨、中播磨、東播磨、北播磨とエリアが細分化されています。姫路市が播磨国の中心(中播磨)と考えると分かりやすいと思います。
西播磨は最も岡山県寄り、いずれの街の規模も比較的こじんまりとしていますが、鉄道や商店などは概ね整っています。街にはコンビニ、スーパーがあるし、道すがら自販機もあるので、サイクリストにとっての死活問題であるガソリン補給は特に支障ないと思われます😊
というわけで曇天の昨日、ほぼルート通りの周回コースに挑戦してみました🚴♂️
早起きしたのに、朝ごはん作りに洗濯物干しにと家事をしていたら、出発が午前10時頃に😅
自ら定めたルートの起点(実家近く)に達してからサイクルデータを取り、休憩込みの約8時間後に完了‼️起点に再会した頃には、空の闇が少しずつ濃くなりかけていました💦
まずは御津〜相生にかけての七曲りと呼ばれる、地元ローディー大人気の海沿いルート。アップダウンが多いので、ペース配分には要注意です😅画像のは、ルート途中からヒルクライムをしたらたどり着ける万葉岬。瀬戸内海を遠影まで臨める大パノラマが広がっていますが、今回は登っていません。
ペーロンとIHIの街、相生市を通過して海沿いルートはまだまだ続きます。
坂越の街を越えて赤穂御崎へ。赤穂といえば、忠臣蔵と塩の町。こちらも海景が美しく、目を奪われます。御津からしばらく続いたアップダウンは、ここで一旦落ち着きます。海を横目にランチ休憩😊
赤穂を出ると千種川沿いに北上します。
JRと智頭急行とが分岐する西播磨の最も西に位置するターミナル、上郡。
上郡で補給食を購入後、さらに北上を続けると、昔の宿場町こと平福にたどり着きます。
道の駅ひらふくでは、鹿肉コロッケを食べられます。コーヒーを飲みながら足休め。
平福からはいよいよ登坂路の出番です♡
西の三坂の一つ、寺坂峠を越えた後、道の駅ちくさまでじわじわと斜度の低い登り勾配が続きます。
周回コースで一番しんどいのが、波賀町に抜けるこのトリガタワの峠越え。西(千種町)からのアプローチは東(波賀町)よりも難易度はやや低いですが、登坂距離は長めなのでじわじわと足の疲れが蓄積していきます😢
トンネルを越えると長い下り坂を楽しみ、国道29号線に合流します。そこからはひたすら南下。
道の駅みなみ波賀では、波賀町名産のりんごソフト🍎を味わえます♡
どんどん南下を続けて、山崎を抜けて新宮の付近へ。
一級河川の揖保川の上を、のんびりと疾駆する姫新線。
旧城下町の龍野まではもう少しです。
連休直後だったので鯉のぼりがまだ泳いでいました。
あとは揖保川沿いをひたすら南下していきます。
走行総距離170km、獲得標高1000メートル以上になるため、今回走った周回コースはガイドが示すように上級者向けにはなりますが、エリア別のショートライドには初級〜中級者も楽しめるものを用意しているようです。
海あり川あり山あり、おまけに在来線や新幹線も見れちゃう❣️
道の駅めぐりや街めぐりをすると、地元の特産品を味わうことも出来ます♪
これだけバラエティーに富んだ周回サイクリングコースは他にはない、唯一無二の「ハリイチ」の魅力ではないでしょうか。
難を言えば、別れ道であっても案内標識がない時があるので、たまに道に迷いました(笑)そんな時はサイクリングマップを照らし合わせて軌道修正を施すわけですが、せっかく行政的な取り組みをしているわけですし、ハリイチ?何それ?と関心を持ってくれる遠征ローディー向けに、痒いところに手が届く案内(標識の増設、道路上にペイントなど)をして欲しいと思います♪
アフターコロナの世界で、ハリイチが多くのサイクリストから愛されることを願ってやみません♡
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