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のぞみで帰ったって話

トーキョー旅2日目の記録。




友人のシャワーの音で目が覚める。深夜2時過ぎ。猛烈な腹痛、というか吐き気。とにかく内蔵が悲鳴をあげている。ふらふらと起き上がってトイレへ。嘔吐することへの恐怖心が強く、もう何年も吐けないでいる。呼吸が浅く、鼓動も弱い、気がする。いつでも対応できるようにと髪を結んでみたが、結局何も出なかった。最近、飲んだあとこうなることが多い。前は自宅でひとりだったので心細かった。今回は友人宅。誰かいるのは心強いが、ここで私が倒れたら多大な迷惑をかけてしまう。事故物件にはしたくない。

起床。元気。昨日の体調不良はなんだったのか。共通項を見つけられない。逆流性食道炎?血糖値の問題?とにかく、元気に起きられてよかった。

友人と地下鉄に乗る。東京の地下鉄は長い。端から端まで歩くのに何分かかるんだ。だからなのか、何線に乗り換えるなら何号車に、みたいな指示図があった。これは東京以外でも導入して欲しいサービス。

友人と別れてひとり向かったのは下北沢。今回の旅のメインイベント「日記祭」。のライブからスタート。聴きながら涙が出てきて、咄嗟にあくびをしてごまかす。誰も見ていないのにね。最近涙もろくていかん。


最初に購入したのは、途中さんの日記本。文章が好きだったので。ぱらぱらと読ませていただきながら、少しお話もした。会話すると買わなければという気持ちになってしまう。でも本当に読みたいと思った上で購入できたのでよかった。

そのあとずーーーっとTwitterを追っているものすごい愛さんと杉山ハウスさんの本を。いや、追っているのはものすごい愛さんだけで、杉山ハウスさんのことはそんなに知らない。サインをいただく。素敵な名前と褒めてもらえて嬉しい。ただ、ものすごい愛さんだけにサインをもらっていいものか、杉山さんにもお願いしたほうがいいのか、気になってしょうがない。知らん人からねだられてもあれだよな、と思い特に会話はせず立ち去る。ブログ読みますね。

「どうしてオンライン上で日記を書くのか」(古賀及子さん × phaさん)というトークショーも面白かった。なぜ私は手書きでつけている日記をわざわざweb上にあげているのか。共有したいのか、承認されたいのか、繋がりたいのか。まあ全部だろう。影響されやすいので、お二方の本も購入した。ここでも素敵な名前と言ってもらえて嬉しい。


凛として時雨「DIE meets HARD」を聴きながら会場を出る。今度下北行ったら聴きながら歩こうと決めていた。なにか食べたいと思い、人の少ない道を進む。ちょうどいい雰囲気のお店を発見。チキンカレー注文。骨付きだ。食後、近くのパン屋でクイニーアマンを購入。電子決済のみとのことで、機械にスマホをかざしてくださいと言われる。なぜか私は機械の微妙な隙間にスマホを入れてしまった。かざしてくださいと再度強目に言われる。申し訳ない。

なんとなく山手線に乗りたくて、渋谷で乗り換える。上からみるスクランブル交差点は大きく感じた。品川で新幹線を待つ。手に入れたものをゆっくり読みたいのでこだまにするかと考えるが、投票時間に間に合わないので断念。のぞみに乗車。

空いている席に座ったら、隣のおじさんがエロ本を読んでいた。タブレットで。電子化が進んでいるなあ。とりあえず前を向いておこうと思っていたらいつの間にか眠ってしまっていた。途中目覚めるたびに横を見ると、紙の雑誌、私が降りる頃には小説を読んでいらした。速読だなあ。

今回の日記祭ははてなブログが協賛しているらしい。トークショーではnoteはエッセイ、はてなブログは日記が多いイメージ、という意見が出ていた。

人から見られるということは意識しているが、書いているのはなんてことない手書き日記の中身。何にも属さない何かを書いている。

どうでもいいけど、トークショーの時に前に座っている人の靴底の模様がところどころ擦れていた。あと、はてなブログの記事でも恒例の両端揃え確認。 text-align: justify; は設定されていなかった。

本当にどうでもいいことばっか書いてあるな。


※サムネは骨付きチキンカレーをかけて食べたライス。

サポートしていただける日が、いつか来るのかなあ。