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喘息じゃなかった!腺腫様甲状腺腫だった件 vol.1

この手記は、喘息じゃないのに呼吸苦を感じている人の情報として役立ってもらえればと思って記しておきます。

呼吸困難で救急車で運ばれた話

私は、全国で必要とあれば講演会に出向いて、話をする仕事をしています。仕事のことは別で記すとして、ちょうどこの仕事を始めたのは3年ぐらい前。

で、いま、年齢的に、50代半ばです。まあ、更年期と言われる時期がそろそろ終わるころ?

2024年4月初旬。長野県まで講演会へ出かけていて、救急車事件!?は起こりました。

講演会当日の朝、息ができなくなって、慌てました。

ちょうど夜中の3時過ぎぐらいから、急に咳が出始めて、喉が痛くなってきました。あれ?もしかして風邪?、という感覚で、それはわりと急にきた感じ。

咳が出るので、そのとき大変苦しくなっていて、息がきつかったです。

でも、日が昇ったら、朝から講演会の準備もあるので会場へいかなければなりませんし、主催でもある私が行かないわけにもいきませんから、なんとか、そのときヒーリングウェーブを使って、「風邪」の音を浴びまくりました。

30分も浴びていたら、少し呼吸が楽になって、寝ることができました。

(ヒーリングウェーブは、1300種類の体やメンタルの周波数が登録されているアプリで、専用のスピーカーを使って周波数をあびることで、共振共鳴を起こし、体の周波数が元にもどっていくというものです。)

そして、朝目が覚めてからは、やはり息苦しかった。顔洗ったり、荷物を整理したりしていたら、だんだんとやはり息苦しくなって、動けなくなりました。

呼吸は、どんな感じだったかというと、息を思いっきり吸っても、息ができない感じ。思い返すと、ほんとうに苦しかったです。

死ぬのか?窒息か?とも頭がよぎりましたが、少し横になっていると息はできましたが、自分の身に何が起こっているかはわかりませんでした。

時間になったので、なんとしても会場にいかなければなりません。風邪の気はあったので、会場のところに、確か薬局があったことは記憶していたので、そこで風邪薬を買おうと思っていました。

スタッフとホテルの1階で待ち合わせしていたので、なんとか行こうと、荷物を持ったら、苦しくなり、歩けませんでした。

で、持つのは苦しいので、背負えば大丈夫かと思ってリュックだったので、背負いました。そしたら、余計に息ができない💦 歩くことすらできませんでした。

え?どうしちゃったんだろう?でも、なんとか、1階まで行こうと、荷物を持って、大きく息を吸って吐いてしながら、エレベーターで降りていきました。

しかし、これは救急車呼んだほうがいいだろうな、と頭では思っていました。

で、スタッフにそれを話し、とにかく、頑張って会場までは車で行きました。会場は、車で数分のところだったので、なんとか駐車場に停めました。しかし、苦しくて動けなくて、救急車を呼んで、と言ったら、スタッフが、「このビルに医者がありますよ。小児科とアレルギー科。ここにまずは行きませんか?」

と、とにかくそこへ飛び込みました。息苦しさを見て、救急とわかったのでしょう。受付の看護婦さんがすぐに中へ案内してくれて、喘息用の吸入器を当ててくれて、酸素を吸わせてくれましいた。

で、先生がすぐに観てくれて、喘息はお持ちですか?と聞かれました。「一応、喘息だと言われていて、実は、薬とかも処方してもらってますが、効いた試しがありません」と伝えました。

そのときも、一応、喘息が起きたときの薬も持っていました。

酸素を一定数吸っても、少しだけ楽にはなりましたが、息苦しさは変わりません。体の中の酸素指数は増えているのですが、息苦しさが変わらないので、先生が、「大きな病院へ行ったほうがいいと思います。喘息じゃないような感じもします」と言ってくれました・。

で、「救急で行ったほうが、全部見てもらえますから、救急車呼びますね」といって、救急車を呼んでくださいました。

生まれて初めて乗る救急車

救急車には、病院の看護婦さんがつきそってくださって、様子を説明してくださいました。

私は、というと、酸素マスクをつけられていましたが、意識ははっきりしているし、ちょびっとだけ息は楽になっていたので、楽な体制で、寝ているより、座った形で運んでもらいました。

病院についたら、まっさきに点滴をされながら、いろいろ様子を聞かれ、CTや超音波エコーで喉のあたりを検査し始めました。

そのうち、わかってきたのが、どうも、首の周りに息苦しさの原因がある、ということでした。

やはりここでもいろいろ問診をされました。

症状が出始めたのは3年ぐらい前

この息苦しさが出始めたのは、3年ぐらい前からだったと思います。当初は、呼吸困難になるほどではなかったのですが、講演会で話をし続けてると、だんだんと息ぐるしくなってくることが増えました。

マイクにゼーゼーと喘息時のような呼吸音が少し入るらしく(自分ではわからないのですが)、喘息?ってよく聞かれるようになりました。

しかし、私は、喘息持ちかというと、まったくそうではありません。「喘息」を疑われて、そうかな?と、なんか納得がいかない感じでした。

でも、一応、ヒーリングウェーブで「喘息」の音をたくさん浴びてはいました。

それでも、症状は改善せずでした。ただ、デスクワークしていたり、じっとしているときは、そのようなことは起こらなかったように思います。

ただ、趣味でテニスをやっていますが、確かにそのころからテニスをやったり、走ったりすると、息苦しくなることが増えました。2年目ぐらいのときに、症状がよくならないので、思いきって呼吸器外科を受診しました。でも、そこでの診断は、「喘息の初期」でしょう、と。で、様子をみてください、と「ステロイド吸入薬」を処方されました。症状が出たときや、出る前に使ってみて、と言われて、講演会の前とかにつかってみましたが、まったく変化なし。

それで、あの医者良くないな、と思っていたので、行くのをやめました。で、実際、どの病院へ行けばいのか?ということを考えたのですが、何しろ、世の中、コロナ騒動で、病院へは絶対に行きたくなかった。

それもあって、ずっとこの症状は続いていました。しかし、じゃあ、もっともっと悪くなるかというと、たとえば、喘息の初期だったとして、発作が起こってしょうがないといようなことは、まったくなかったのです。

症状が悪くなる、というのは、体感としてはなかったのです。

やはり喘息なのか?

さて、この喘息のような症状は、年齢的に心不全?とも考えることはありました。

呼吸が苦しいことを調べると、重い荷物を持ったり、運動したりすると息苦しくなる症状として、加齢とともに、一般的には心不全を疑うようです。

しかし、実は、この息苦しさよりも大変なことが私の体に起りました。それは、全身の発疹です。これが、アレルギー勃発と言えばいいのか、アトピー性皮膚炎と言えば良いのか、わかりませんでしたが、とにかく、全身突然、肌が荒れ、それはそれは大変なことに。

もともとアトピー持ちではありましたが、成人してからはほとんど出ていないのに、いきなりです。(ちなみに、私はコ〇ナワクは打っていません)

それは、寝込むほどになり、仕事もできないほどで、結局、1年半ぐらい大変な思いをしていました。

この詳細はここでは、書きませんが、とにかく、コロナの時期で、いろいろな世の中の闇の話をたくさん知ってしまったときでもありましたから、ステロイド治療もしたくなかったし、なんとか自分で治せないか、と自分で対処していたために、時期が長引きました。

そんなこともあって、唯一鍼治療を続けていて、一旦回復はしたのですが、仕事のストレスがかかったのか、再度アトピーが全身に。いよいよ鍼も効かなくなり、今度は、足に特に炎症が起きました。足がパンパンに腫れて、発疹で赤くて、歩けないほど痛くてたまらない。

そのとき、鍼の先生に、この痛みなんとかなりませんか?と聞いたら、回答せず、鍼だけさして、治療室から出て行ってしまった先生。そこは、一切、薬を使わない総合診療の治療院でしたが、このときに腹立たしさは今でも忘れられません。

痛くて歩けない人を目の前にして、何のアドバイスもできないのか、と。無視されて以来、そこへは二度と行かないと決めました。

反ワクの先生で、信頼できると思っていましたが、それとこれは別だな、と。

それから、1か月以上、ほんとうにいろいろ皮膚疾患で苦しみ、もう無理、と思ったとき、フっと考えが変わった瞬間がありました。

これまで解毒だと思ってきたけれども、なんかヤバイような気がする。とにかく、足が痛すぎて歩けなかったから。思いきって皮膚科へ行って、アレルギーも調べてもらおう、と。ステロイド治療を視野に入れよう。それで落ち着いたら、そのとき、ふたたび体を向き合っていけばいい、と。

とりあえず、西洋医療を視野に入れたのです。とにかく、体を一旦リセットと思い、ネットで調べて、気になった皮膚科へ出かけました。

そしたら、先生が、すぐに「リンパにばい菌が入っていると思うよ」といって、すぐに抗生剤を点滴しましょう、と言ってくれて、点滴が始まりました。

それと、皮膚もステロイドでとにかく抑えましょう、と。それから、ステロイドは抜いていけばいいからと。その先生の処置のおかげで、4日間連続で点滴を受け、嘘のように足の痛みが回復して、楽になりました。抗生剤も1週間でやめられたほど、回復しました。

ま、そういうことがあって、それから、全身回復のために、しばらく皮膚科へ通うことに。

幸い、1か月後には、もう肌の状態も戻っていて、寝てばかりの生活にはおさらばできました。

と、ちょっと横道にそれましたが、その皮膚科の先生は、もともとは大きな大学病院の総合医としての経験があって、ここ数年で自ら開業されているというやり手の女医。ま、総合医なので、皮膚だけでなく、気になるところがあると、いろいろ診てくれるのです。

で、ここで話が戻ってきますが、この先生も、呼吸音がゼーゼーいっている、喘息?と気にかけてくれました。

そして、実は、確かに以前よりも、呼吸のしんどさは少し増していました。

たとえば、家の階段を昇ったとき、テニスでラリーをやったとき、スポーツクラブでランニングをするとき(走り出したらすぐに息苦しい)朝起きたとき、なんか苦しい

それで、先生は、喘息だといい、喘息一式薬を出してくれました。だから、そうなのかな?と思って、しばらく、ステロイド吸入薬や肌にテープを張ったり、寝る前に気管拡張剤を飲んだり、しました。

しかし、まったく変わらない。効いた感じもしない。

で、皮膚科に行けば、なんだかわからない点滴もされて、あれ?私って、そんなに虚弱体質だったかしら?と、疑問に思うようになりました。

さらに、薬が効かないし、症状はかわらないので、実はすぐに薬とかはやめました。やはり、心のどこかで、なんか違う、と感じていたからです。

先生にそれを伝えて、点滴もやめてもらいました。

先生は、今度心不全を心配して、心臓の検査を手配できますよ、と検査を進めてきましたが、「心臓じゃない」、と私は先生に言いました。

喘息でもないし、心臓でもない、それは、感覚として私わかるのです、と先生に言いました。

そして、また様子みながら、困ったら相談してちょうだい、と先生。

あの、私、皮膚科で通ってますので、とりあえず、それだけアレルギーの薬だけ処方してもらえればいいわけで。

何かはわかりませんでしたが、喘息でも、心不全でも、なんか違う、なんだろう一体?

と思っていた矢先に、長野での救急は搬送になったのでした。

今思い返すと、あのとき、仕事へ出かける前、ちょっと無理をして睡眠不足で疲れていたこと、さらには、後からわかったことですが、インフルエンザにかかっていたこと、ある意味、そのお陰で、あれだけの呼吸苦になり、救急搬送となりました。そういう意味で、原因がわかるきっかけだったのでした。

VOL.2へ続く

コラム:ヒーリングウェーブについて
ヒーリングウェーブについては、下記動画をどうぞ。


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