会社から徒歩5分の家に、2年間住んで感じたメリット・デメリット
「引っ越しらしさ」と聞くと、何を想像するだろうか。不動産とつつがないやり取りをしたり、荷造り用のダンボールを集めたりすることだろうか。
「会社から徒歩圏内でいけるところに住みたい」と思い立ち、結局「徒歩5分」というほぼ会社のとなりみたいな場所に2年間近く住んだ。
「1ルームを3人でシェアして暮らすのってどうなの?」の話についてはすでにインタビュー記事で書かれているので、今回は「渋谷に会社徒歩5分に住むってどうなの?」について書いてみようとおもう。
渋谷は住める街
場所は渋谷。渋谷に住んでみてわかったことは、渋谷にも、わりと人は住んでいるのだということだった。都内で生まれ育った人からすればきっと当然のことなのだろうけど、そうではない自分にとって、渋谷は「人が住めるような場所ではない」存在だった。しかし住み始めてからあたりを見渡すと、意外とマンション、アパートはあるし、住宅地もある。ヒカリエや道玄坂までは歩いていけるし、なんなら日常生活にかかせないスーパーやクリーニング屋は徒歩5分以内にあるし、飲食店のバリエーションは豊富にある、となると郊外よりかえって暮らしやすいのでは、と思うほどだった。銭湯「改良湯」さんには、たいへんお世話になりました。
※改良湯リニューアル前の貴重な写真↓
会社から徒歩5分に住んで感じたメリット・デメリット
引っ越したての頃によく言われたのが「そんなに職場から近いと、全然休まらないでしょ」だった。言われるたびに「満員電車に乗って通勤するよりよっぽど休まる」とおもっていたが、意外とそうではないかもしれないと悟りはじめた。さっきはわりとメリット的なことを書いたが、デメリットもある。先程の内容と合わせてメリット・デメリットを整理するとこんな感じ。
【メリット】
・行きたい場所が徒歩圏内に多くあって便利
・満員電車に乗って通勤するストレスから解放される
・通勤時間分の自由な時間が生まれる
・朝、誰よりも遅くまで寝れる。睡眠時間も確保しやすい。
・昼、家に帰ってごはんが食べられる。家でカレーとかパスタとかをよく食べた。あまりお金もかからない
・夜、飲みに行ってもすぐ帰ってこれる(渋谷での飲み会がほとんど)
・6curryがご近所🍛
【デメリット】
・夜寝るときに外の音が気になる(静かめなエリアだったとはいえ大通りに面していたので、車が通る音や急に吠えだす人の声が気になった。最初は耳栓しながら寝ていたが、徐々になれてつけずには寝れるようになった)
・気持ちの切り替えがややしづらい(常にONな感じ。渋谷を離れただけでほっとすることも多かった)
・有休とったときに近所を歩いたり近所の松屋に行ったりしづらくなる(なんとなくランチの時間帯をずらして行動したりもした)
全体的にメリットのほうが多いが、当初「なんにもデメリットなんてないでしょ」とおもっていた割にはデメリットがあった。周囲の音の静かさは睡眠の質にだいぶ影響するのだと、静かな場所に引っ越してから熟睡して目が覚めたときに気がついた。
引っ越しらしい引っ越しをへて
これまで「150人の留学生寮」→「渋谷の1ルームに3人でシェアルーム」という変遷だったため、渋谷から少し離れた場所に引っ越しした今回、とても引っ越しらしい引っ越しを人生で初めて体験した(内見、面倒な手続きなど)。定期券も久しぶりに買った。ふだん使っている路線は満員電車というほどでもなくて、ちょっとほっとした。まだ通勤は新鮮に感じる。どこに住むか、という問いは多くのことを試されている気がした。
それにしても引っ越し先、詳しくは述べませんがおだやかな街っぷりがすごい。いずれ落ち着いたら書くかもです。
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