気にするのは「天気や季節そのもの」ではなく、「お互いの認識」にある
長かった梅雨が明けて、一気に夏が来た。「もう梅雨は明けたのか」「春一番は吹いたのか」と多くの人が気にする。気象情報に関する番組にもそのような問い合わせが季節のたびに来るらしい。そして「梅雨が明けました」「春一番が吹き、春が訪れました」のニュースを聞いて、「やれやれ、やっときたか」と安堵する。僕も例にもれず、何度も同じ季節を毎年経験しているはずなのに、飽きずに季節の変わり目を気にしてしまう。
一日の天気や気温だけを見てもこれが夏なのか、梅雨なのか、秋なのか、の判断は明確にはつ