オーストラリア人に日本のロックを聴いてもらった

最近知り合ったオーストラリア人。

日本で人気があるバンドと、日本の音楽をディグってる人たちの間で知名度があるバンドは違うんだなと感じた。ちなみに、日本でも海外でも人気があるのだと今はAge Factoryの名前をよく聞く。彼の好きなバンドは以下の通り。

<日本>

・Sho-Cho Pistons


・The Prisoner

・#STDrums


・Burn Que

<オーストラリアのバンド>

・feedtime 

・Love Outside Andromeda 

・Frenzal Rhomb.

日本のインディーズバンドを知りたいという事だったので、上記の音楽の好みを踏まえて(踏まえていないものもあるが)いくつか「これ好きかも?」と思うバンドを聴いてもらった。(かつ、私がかっこいいと思う音楽。)

では早速。

・時速36Km / 36KM-Per-Minutes 

They have that fun teen pop punk feel, high energy perfomers. Very enjoyable. (10代のポップパンクって感じがします。エネルギッシュですね!楽しく聴きました。) 

・ココロオークション /  Cocoro-Auction

Cocoroauction is very sweet, i liked the video, very powerful, even though i cant understand the words, i feel the power of the music. Beautiful video.(とてもいいですね!ビデオが好きだし、とてもパワフル。言葉は理解できないけど、音楽のパワーを感じます。美しいビデオですね。)

・ゆれる / yureru

his track is appealing to my punk rock side.
(この曲は私のパンクロックな部分に訴えかけてくるものがありました。)


・teto

CRYAMY playing at Fandangos? I have been there! That is a cool venue. My partner and I are looking forward to going there again. (これって十三ファンダンゴですか?行ったことあります!かっこいいライブハウスですよね。またここに行きたいなあ。 )
CRYAMY remind me of the bands that use to play at a record stall near my old house. all the punks and misfits would come and have a good time. The neighboring shops were pretty good considering how loud they would get to be young again! Thank good I've grown out of drinking cheap wine.( CRYAMYを見てると、昔家の近くのレコード屋で演奏していたバンドを思い出します。チンピラもはみ出し者もみんな来て楽しんでた。近隣の店も騒音に対して理解がありました。若い頃に戻りたいなぁ!あの頃はよく飲んでた安いワイン、もう飲まなくなっちゃったな。)

いや、エモくない?文章。

・teto

I can imagine being popular with the skater kids and the pop punk kids. fun energy, party music. (スケーターやパンクキッズに人気がありそうなバンドですね。楽しいエネルギーで満ち溢れてるパーティーミュージックだと思いました!)

全部すごい褒めてくれてますね。優しい。

私はサービス業で今絶賛休業中だがこんな感じで毎日海外の人と日本の音楽の話をしたり、逆に現地の音楽文化について教えてもらったりして、なんやかんや楽しく過ごしている。こんな事もそうそうないだろうから忘れないように記録しておこうと、こうして記している次第である。

彼がオーストラリアに来たいミュージシャンのためのthe Japan Foundationという助成金制度について教えてくれた。

https://jpf.org.au/opportunities/bringing-artists-from-japan/

彼曰く、このウイルスが蔓延している状況で現在この助成金制度がどのように対応しているかわからないが、いずれまた使えるようになったときには、おそらくこれは日本の音楽を海外に広めたいインディーズアーティストにとってとても良い手段だと言っていた。

調べたところ、コロナの影響で今年の募集はストップをかけているようだが国際人員移動費、荷物輸送費の一部を負助成してくれるというもの。海外から招請を受けており、文化芸術分野において日本国内を拠点に活動している団体又は個人が対象となる。去年のは応募159件中、50件が採用となったよう。下の過去の応募者を見ても、本当に様々な人がこれを利用していることがわかる。

〈実績〉
https://www.jpf.go.jp/j/project/culture/perform/supportlist_perform/supportlist_2019_2.html

具体的にいくら支援してくれる、といった明記を見つけることがでなかったが、支援金等探してみたら意外とやれるんじゃないか?と思ってしまった。こういう助成金のサイトを調べていると、最大500万の助成をしてくれる基金もあった。サイトは全て英語で、ウッ…(読めん…)となってしまうかもしれないが、今はgoogle translateでサイトごと翻訳してくれる。

バンドのスタッフをしていること、いつかバンドの海外ツアーに帯同したい、日本の音楽を海外に広めたい、という自分の夢を話をしたら、「世界が元に戻った時、あなたにとって役立つかもしれない。バンドと一緒にオーストラリアに旅行できるかもしれませんよ」と教えてくれた。悲観的になってしまいがちなこのご時世に、未来について話す事ができるのが嬉しかった。

最後に。このオーストラリア人とは私が作ったプレイリストがきっかけで連絡をくれた。(これは宣伝。)

健康には気を付けて。では。