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発達障害者の役に立つ道具や環境設定について

発達障害があると、多数の人と同じやり方ではうまくいかないことが度々あります。そんなときに以下の道具や環境設定を使ってみてはいかがでしょうか。自分が困ってることに役立ちそうなものを試してみてください。

記憶の困りごとへの補完ツール

忘れることに困り感を抱いている方も多いと思います。当事者はこんな道具を使ってます。

◯ノート(手帳)類

定番のノートです。でも、何冊も用意するとどこに書いたかわからなくなります。仕事用とプライベートを分けたいでしょうが、そこは1冊にしてみましょう。書いた内容が見つかりやすくなりますよ(^^)
でも、せっかく書いたノートを見直すのを忘れるあなた(僕のことです)はスマートフォンやケータイのスケジュールやリマインダー機能を使いましょう、機械から通知できますよ。

◯スマートフォン(タブレット)とアプリ、クラウドサービス類

次にスマートフォンとそのアプリ、そして連携できる無料のクラウドサービスを紹介します。アプリやクラウドサービスは同じ目的でも選択肢がたくさんあります。ご自身に合うものをぜひ探してみてください。

1)タイマーやアラーム
僕は最初から入っているアプリを使っています。
他にも視覚に訴えるようなアプリもありますね。

2)音声メモ
これも自分は最初から入っているものを使っています。
音声認識機能と連携して文書を作成してくれるアプリも出てきています。

3)写真メモ、PDFファイル作成、WEBクリップ
ホワイトボードや書類を写真やPDFで残したいときに、僕は「Office Lens」というアプリを使っています。書類と背景を認識して、自動的にトリミングしてくれたり、保存するときにPDFに変換できたりと便利に使っています。保存先もスマートフォンの中やマイクロソフトのクラウドサービス「Onedrive」を選べたりもします。
ホームページの保存(と名刺の管理)には「Evernote」を使っています。これらはマイクロソフトの「Onenote」でもできるのですが、先に出ていた「Evernote」を使っていた名残でそのままなだけです。レビュー記事とかを検索して、使いやすそうなアプリを使ってみてください。

4)スケジュール(ToDo)管理
スケジュール管理ですが、カレンダーは「Googleカレンダー」を使い、更に「ジョルテ」というアプリも使っています。
まず、カレンダーを「Googleカレンダー」にしているのは、パソコン・タブレット・スマートフォンなどのいろんな機器から一つのカレンダーを見ることができるからです。
「ジョルテ」はカレンダー機能を持っていますが、僕は「Googleカレンダー」を見やすくし、登録しやすくするだけに使っています。つまり、「ジョルテ」のアプリで「Googleカレンダー」を使っているということです。
他のカレンダーアプリでも同様のことができます。素の「Googleカレンダー」やスマートフォンのカレンダーアプリが使いにくい方は試してみてください。

5)通知機能付きバンド(スマートウォッチを含む)
4)のスケジュール管理をスマートフォンで始めると通知を腕時計などで受け取りたくなりますよね。でも、「スマートウォッチは高くて」というみなさん、スマートフォンからの通知を受け取れる活動量計がありますよ。活動量計といっても、時計の機能もちゃんとあります。お値段も1万円以下でありますので、ぜひ検討してみてください。
また、「てんかん」を持っている方は、第4世代以降の「Apple Watch」ならば転倒検出機能や緊急連絡機能があるので、いざという時に役立つかもしれません(少々お高いですが)。

☆感覚刺激の困りごとに対処するツールや環境設定

感覚の刺激に関しては、別記事に困りごとと対処方法をまとめていますのでそちらをご覧ください。

今回は少し長くなりました。
次回は「発達障害者の脳の働き方」について書いていこうと思います。

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