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剣盾 S8最終13位 麻痺ラッキーキッス

【概要】
 ステルスロック+悪だくみトゲキッスの制圧力に注目して構築を組み始めた。しかし、トゲキッスの悪だくみをフルに活かすには有利対面での着地が必要であり、対面構築はそれに該当しなかったため、サイクルでありながらステルスロックを活用できるラッキーを採用した。
 ラッキーを使用した結果、受けサイクルのステロ+電磁波+悪だくみ日差しキッスの痺れ待ち行動が強力であることに気づいたため、威嚇と電磁波を両立できる残飯ギャラドスを採用した。
 また、電磁波を主軸にした際、トゲキッスは火炎放射等で火傷を狙う必要がなく、マジカルフレイムに変更してみたところ、トゲキッスミラーやポリゴン2に対して対面から起点にすることができたため、マジカルフレイムを使い続けた。
 トゲキッスの使用順はHS図太いアッキ放射→HS控え目タラプ放射→HS控え目タラプフレイム→HS控え目ラムフレイム、で7月7日辺りに最終的なトゲキッスギャララッキーが完成。数日後にパッチラゴンとみがわりドラパ受けのカバルドンを入れ、残り2枠は最終日まで色々入れ替えながら模索することになった。

【レンタルチーム】

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TN Espada 最終13位 2172
TN Blaiddyd 最終56位 2116

【個別解説】

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カバルドン@アッキのみ わんぱく すなおこし
215(252)-132-187(252)-x-92-68(4)
じしん なまける あくび ふきとばし

 トゲキッス・ラッキー・ギャラドスで重くなるパッチラゴン入りに選出する。みがわり竜舞ドラパルトにも選出するためふきとばしを採用。単体としては少々不便だったが本構築ではラッキーがステロを持っているため、カバルドンにステロを採用する必要はないと感じた。

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ギャラドス@たべのこし わんぱく いかく
192(172)-145-143(244)-x-120-113(92)
たきのぼり とびはねる でんじは ちょうはつ

 基本選出。物理を受けて威嚇と電磁波をバラ撒く。ギャラドスに有利な可能性のあるエースバーンに対しては威嚇を入れながらラッキーと受けまわすことで対応した。ダイマックスの頻度は低かったが、飛び跳ねるはダイマ枯らし・残飯ターン稼ぎ・ゴリランダーへの打点として優秀だった。

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ウーラオス@きあいのタスキ ようき ふかしのこぶし
176(4)-182(252)-120-x-80-163(252)
インファイト すいりゅうれんだ アクアジェット カウンター

 トゲキッスが刺さってない構築に対してエースバーンと合わせて選出する。対面寄りの駒でありながらカバルドンやポリゴン2で止まりにくく、使い勝手は良いと感じた。

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エースバーン@いのちのたま やんちゃ リベロ
159(28)-165(108)-96(4)-107(172)-85-164(196)
ブラストバーン エレキボール とびはねる とびひざげり

 ACエースバーンをウーラオスやロトムを仮想敵に入れて調整を変更した。意地スカーフ水流連打を高乱数耐え・ウーラオス抜き・膝でCSロトムを落とせるようにした。万能ではなかったが刺さる構築は選出画面でわかりやすいため、選出できれば強いというポケモンだった。

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ラッキー@しんかのきせき ずぶとい しぜんかいふく
325-x-62(252)-x-133(60)-95(196)
ちきゅうなげ たまごうみ でんじは ステルスロック

 基本選出。流行しているポリゴン2の不快感を0にできる。特殊受け兼物理受け。Sラインをかなり高めに設定し、ジバコ・アシレ・ポリ2・ラプラス・電磁波込みでエースバーン等を抜くことができる。
 受け切りに徹する場面もあるが、基本的にはステロと電磁波をバラ撒き、ゴリランダーやウーラオスと対面し次第受けを放棄してトゲキッスに繋げる立ち回りが多かった。

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トゲキッス@ラムのみ ひかえめ てんのめぐみ
191(244)-x-116(4)-155(4)-136(4)-132(252)
エアスラッシュ マジカルフレイム わるだくみ あさのひざし


 基本選出。ステロと電磁波で場を整えた後で有利対面に着地させて悪だくみで全抜きを狙う。朝の日差しがあるため、ある程度のタイプ受けサイクルも成立する。
 初手に選出し、初手ダイマキッスの可能性を押し付けダイマを誘いながら裏に引いてダイマを枯らす立ち回りが強かった。
 ステルスロック+悪だくみダイジェットでダイマエースバーンが確定を取れるため控え目にしたが、最終日に限ればトゲキッスミラーが多発したため、臆病でもよかったと感じた。
 ラッキーがトゲキッスを受けるのは困難なため、初手トゲキッスミラーはラッキー引きの可能性を押し付けつつ、悪だくみから入る。

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