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「観光」が嫌いなわけではない

午前中からばたばたと一日忙しく仕事していた。夜はNPOの方の仕事で22時すぎにようやく今週の全業務が終了。疲労困憊で何もできず。土日と来週一杯はプログラミング仕事は休みにした都合、9連休に突入することになる。

GoToキャンペーンなどもやっているが本当に各地の観光業は死にかけてるんだろうな。もういまさら何しようが無理なんじゃないの、と思えてならないが、とはいえ抱えている産業規模が大きすぎて無理ですねえといってさよならバイバイにもできないのだろうな。途中でどんでん返しもあったが。

観光というのは楽しい人には楽しいのだろうけれども、僕自身はやりたいことがすべて家の中で完結することなので観光に行きたいと思うタイプの人間ではない。人と一日中一緒にいるのも気疲れするし、移動するのも疲れる。海外ではロンドンやハワイ、国内だと京都や石川や大阪や北海道に行ったことがあるけど(旅行以外だといっぱいいあったけど)観たいものはどの地域にもないし、楽しかったというよりも疲れが勝っていて、もし過去に戻って行くか行かないか決めさせてやるといわれたら絶対どこにも行かないだろう。

ただ、そんな僕でも一度だけ楽しかった旅行の思い出がある。それが石垣島のクラブメッドという場所だ。石垣島の中でも端っこのかなり大きな一角を占め、一度金を払ってしまえば中でなにかに金を払う必要はない。

時間ごとに沖縄や石垣島の料理が出てくる(出てこない時もある)バイキングがあるけど当然それも食べ放題、きれいででかいプールもあれば、すぐそばには歩いていける海がある。プールサイドにあるバーでは酒などのドリンクも飲み放題で、テニスだなんだのの遊具施設も揃っている。夜は星が見えて綺麗で、スキューバダイビング、セーリング、マンタツアーなど(別途金はかかるけど)マリン系のツアーも充実している。あととにかく海が綺麗だった。

これの何がいいって、旅行につきものの移動をしなくていいんだよね。旅行の何が嫌かって、あれをしようこれをしようと言い出すととにかく移動しなきゃいけなく、移動がつかれるのだ。このクラブメッドはすべてが施設内で完結しているから、施設内から動く必要がない。朝起きたら本でも持ってビーチやプールサイドにいって、人が楽しむ姿を横目にみながらのんびり本が読める。夜も、何でも酒が飲めるバーみたいなところにいって酒をゆっくり飲みながらプールサイドをブラブラしてきれいな星をみていればいい。

それがとても個人的には好きな体験だったから、僕は「観光」が嫌いなんじゃなくて「疲れる」のが嫌いなのだろうなと思った。だから、「疲れない観光」ならばやってみたいと思う。クラブメッドは世界中に転々としている施設で(北海道にもある)、その石垣島クラブメッドの客も僕が行ったときは半分以上外国の客だったように思う。また石垣島のクラブメッドにいってみたいし、また別の国のクラブメッドにもいってみたいきがするな。

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