上手に休む

僕は普段平日5日間普通にプログラマとして働いてその後の夜の余暇でブログを書いたり商業原稿を書いたり引きこもり支援のNPO活動で家庭教師をしたりしているのだがそんな生活をしていると完全な休日はほぼない。

特にこの半年は何も仕事がない土日は一回もなく、常に何かしらのタスクがある状態であった。とはいえ、土日どっちも一日まるっと作業でうまるということはあまりなくて、あんまり忙しい感じではない。ゲームもしているし自転車も漕いでいるしでたっぷり遊んでいるが、とはいえ仕事があるというのもまた事実なのである。これまであんまり意識したことなかったが、最近はけっこうな時間を本のゲラ作業に費やしていて疲弊感がある。

こうした土日までもが仕事で埋まるのは僕のようなダブルワーク、トリプルワークの人間にとってはよくあり、危機のひとつとしてよくあがるものでもある。土日が休んだ感じがしない、仕事ばかりだという。今はわりと適度に気を抜いたり仕事を断ったりして上手に休めている方だとは思うが、「上手に休む」ことも一度ちゃんと考えないとなと思う。

いろいろな作業が大詰めになってきたので(本の作業はようやく第二校まで進行し、教え子も大学に受かったので家庭教師の頻度は減る)、もうひと踏ん張りではあるのだけど、フリーランスは仕事がないとそれはそれで不安になるものなので、まあ上手に休むのは永遠の課題なのかもしれないな。「上手に休む」といったって本職のあるフリーランスの場合土日を使わないとどうしようもないわけで限界もあるよなあ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?