見出し画像

ATARI2600:Beamrider

画像1

ゲームタイトル:BeamRider
販売:Activision
種別:縦シューティング
発売年:1983年
カートリッジID:AZ-037

1.ゲーム概要

BeamRiderは1983年にActivisionよりAtari製の各コンソール含め、様々なメーカーのゲームコンソール向けに開発・販売されたシューティングゲーム。
日本ではMSX版が有名(?)。

タイトルデモ

設定上は地球の大気圏上で侵略してくるエイリアンシップから地球を防衛するというものらしい。グリッド上のフィールドで戦闘が展開される。画面下の黄色い三角形状のものが自機であり、左右にのみ移動する。

敵(白い円盤)と攻撃

ゲームルールはシンプルで、各面ごとに指定された機数(画面左上の緑の数字)の敵機を破壊するというもの。ATARI2600ではボタンを押すと通常弾(ショット)が発射されるので、白い円盤などの敵をそれで破壊する。

円盤の攻撃

自機破壊

円盤からは紫の光弾で攻撃され、当たってしまうと自機が爆発炎上し、左下の残機を消費する。

敵母線(ミサイルで破壊)

指定数の敵機を破壊するとマザーシップが登場する。このマザーシップはショットの射程外であるため、ミサイルで破壊する必要がある。ミサイルは装弾数が決まっており、右上の紫の点が残弾数である。スティックを上に倒すことで発射可能だが、妨害のために僚機(緑色の十字)を吐き出してくるため照準には注意が必要。なお、マザーシップは破壊しなくても面クリアは可能。

黄色い円盤

画像8

ステージごとに黄色い円盤や、黄色い隕石など様々な敵が登場し難易度が上昇する。地味に厄介なのが黄色い隕石で、たまに降ってくるスペアシップ(残機アップ)と混同してしまいぶつかってしまうことがある。当然残機は減る。

スペア船(撃つと消える)

これがスペアシップ。隕石と重なって降ってくると更に厄介である。

2.総評

★★★★★

このサイバーなグラフィックだけで満点評価をあげたいくらいであるが、ゲーム性も非常に優れており、程よい難易度でゲームを進めることが出来、なれてきた頃に難易度が少しずつ上ってくるというスタイルは非常にやりがいがある。画面も立体的でそこそこな臨場感も味わえる。また、敵のバリエーションも意外と豊富なので比較的長い時間プレイしても新鮮な感覚でプレイできるため飽きづらい。ATARI2600の中でもかなりの良作と思っている。なお、MSX版も発売されているため、国内ではそちらのほうが入手・プレイしやすいかもしれない。ATARI版は若干プレ値になってしまっているので入手が難しいのがデメリットである。
以下プレイ動画


お気持ちが溢れんばかりの方がいらっしゃいましたら、サポートいただけると幸いです。