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ATARI2600:DONKEY KONG JUNIOR
ゲームタイトル:DONKEY KONG JUNIOR
販売:COLECO
種別:サイドビューアクション
発売年:1982年
カートリッジID:2653
1.ゲーム概要
1982年に任天堂よりアーケード向けにリリースされたゲームの移植版。ゲームとしてはドンキーコングの続編。前作ドンキーコングでは主役だったマリオが恐らく任天堂ゲームの中でも珍しく悪役を張っているタイトルでもある。前作で、ポリーンを誘拐したドンキーコングはマリオに捕獲されてしまったため、息子のドンキーコングジュニアが救いに行くという内容となっている。
タイトル画面はこのような感じで、1面が表示され、上部にメーカーと発売年が表示される。
スタートするとアーケード版のデモで流れていた「トッカータとフーガ」が流れる。ここはFC版と異なる部分かと思われる。ただし、プレイ中はBGMは流れず、SEのみとなっている。ドンキーコングジュニアは、親父さんと同じく単色なのでいまいちディテールがつかみにくいが、とりあえずゴリラというか猿っぽい感じにはなっている。1面はアーケード版と比べると、グラフィックは大きく簡略化されて、棒だらけになっているが、構成はほぼ同じなので、プレイ感覚はアーケード版と大きな違いはない。ちなみに中央の、洗濯ばさみのようなものは「スナップジョー」である。
ステージ最上階の棒に触れると、クリアしBGMが流れて次の面に移動する。
2面はアーケード版の4面で、いきなり最終ステージをプレイさせられることになる。なぜこのような構成になっているのかは不明。。。。
しっかりと、「スナップジョー」と「ニットピッカー」は現れるため、これらを避けながら鍵を差し込んでいくこととなる。
アーケード版と同じく、鍵をすべて差し込むとクリアとなる。
3面はアーケード版の3面と同じだが、本作はアーケード版の4面が移植されていないため、この面が最終面となる。
ステージ構成は基本的にアーケード版と同様だが、ATARI版は左右の掴まり棒にもスパークが走るため、しっかりと避けながら上に向かう必要がある。
なお、ジャンプにも若干クセが有るため、慣れが必要
最上部の棒に掴まればステージクリアとなり、以降は1面に戻りループし続けるというゲーム内容となる。
2.総評
★★★★☆
前作と異なり、移植ステージ数も増え、ゲーム性自体がかなり向上しているため大変楽しいゲームである。ATARIのスティック自体にも癖があり、ゲームの操作自体にも癖があるため、慣れるまで少し難しいが、その感覚がスルメ感をもたらしてハマるような感じだ。あまり、ATARIの移植ゲーに収録されることも少ないので、実機を持っている人は入手しても損はしないだろう。以下プレイ動画。
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