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Atari2600:Human CannonBall

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ゲームタイトル:Human CannonBall
販売:Atari
種別:サイドビューアクション
発売年:1978年
カートリッジID:CX-2627

1.ゲーム概要

このゲームはAtari2600初期のゲームタイトルであり、ローンチタイトル発売後にAtariからリリースされた。ゲーム性はいわゆる、アーティラリーゲームと呼ばれた、砲弾撃ち合いゲームをベースとした射撃ゲームである。タイトルの通り人間大砲であるので、人間を撃ちだすことになる。

開始

他のVCSタイトルと同様に、いきなりゲーム画面が表示される。ゲームセレクトを行い、リセットボタンを押すとゲームがスタートする。

射出

画面上のMPHは発射速度、"<"のようなアイコンは砲塔の傾斜角度。発射速度に合わせて砲塔傾斜角度を調整し、画面端の給水塔に人間を着地させればスコアが加算される。なお、ゲームモードによって、発射速度の調整ができるモードとランダムに変化するモードに分かれる。スキルスイッチの操作で給水塔の幅も変化する。

成功

給水塔へ着地させた場合は、人間が万歳のポーズをとる。

失敗

失敗した場合は着地地点で「Ouch」という文字が表示される。画面最上部の数字は、右が失敗回数で左が成功回数。7回失敗するとゲームオーバーとなる。

妨害窓

なお、高難易度モードでは給水塔と砲塔の間に妨害壁のようなものが表示される。壁についた窓が上から下に移動し続けるので、タイミングを見つけて人間を射出して窓に通す。

窓に通す

うまく通っても、給水塔に着地しなければ失敗となる。

失敗2

失敗3

当然壁にぶつかると、跳ね返って地面に激突する。

2.総評

★★★☆☆
1978年のAtari2600初期のタイトルであると考えると、それなりの出来であると思う。実際、操作も単純でジョイスティックの操作に慣れるには基本的な動作を視覚的に確認することができるので有用と思う。一応、当時としてもグラフィックはそれなりに良いという評価だった模様。8つのゲームモードが用意されているが、ゲーム性を考えると、すぐ飽きると思われる。これに関しては、Atari2600のタイトルの半数に言えることだが・・・
以下プレイ動画

3.マニュアル

以下ではスキャンしたマニュアルを公開してます。

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