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ATARI2600:CongoBongo

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ゲームタイトル:CongoBongo
販売:SEGA
種別:サイドビューアクション
発売年:1983年
カートリッジID:006-01

1.ゲーム概要

CongoBongoは1983年にSEGAからリリースされたタイトルで、日本ではティップタップ(TikTokではない)という名前でアーケードゲームとしてリリースされたタイトルを移植したもの。なお、SC-3000版は日本でも発売されているが、大きくゲーム性が変更されていることで有名。また、アーケード版はドンキーコングと同じ開発会社であるため、実質的にドンキーコングの続編と認知されている。

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内容としては、ジャングルにて探検をしていた主人公のテントが現地のゴリラ(ボンゴ)に放火されたため、復習のためゴリラを焼き殺しに行くという内容(物騒すぎる)。

崖登り

1面は崖を登ってボンゴのいる頂上まで向かう。ボンゴは岩を落としてくるので避けなければならないが、非常にちらつくため当たり判定がつかみづらい。正直避けられているのかどうかも分からない感覚である。

溺死

そして、4段ほど登るとスロープに到着するため、そこから右上の足場にジャンプしなければならないが、このジャンプがなかなか思ったとおりに飛ばない。そもそも無理に3Dを表現しており、スティックの入力方向が斜め下気味になるといった弊害があるため、ジャンプ時の方向が定めづらいわけだ。結果として、あらぬ方向に飛んでいき溺死するといったパターンが多い。

小猿捕まり

なお、崖を登りきっても子猿に捕まると川の向こう岸に渡れなくなるため詰んでしまう。

1面クリア

無事ジャンプで対岸に到着すれば、あとは頂上に登ってクリアである。

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2面が最終面であり、また川を渡る必要がある。なお、本来アーケード版では間にもう2面ほどあるが、ATARI2600版では省略されている。

カヴァ乗っかり

川の間にいるカバ(にみえないがカバである)や魚に乗りつつ対岸を目指す。なお、1面と同様にジャンプの方向は非常に定めづらい。

サイに注意

なお、対岸に到着してもサイ(にみえないがサイである)が突進してくるので、過ぎ去るのを待とう。

焼殺1

焼殺2

対岸に到着したらボンゴを焼殺して終了。この部分の表現だけはアーケード版よりサイコみが非常に強い。

2.総評

★★★☆☆
SC-3000版と異なり、頑張ってアーケード版のゲーム性を再現しようと努力しているが、やはりかなり難のある移植であることは否定できない。特に、操作感に非常にクセがあるため、慣れても頻繁にミスをしてしまう箇所がある。また、しょうがないとはいえ面数が非常に少ないため単調である。ただ、遊べなくはないレベルであり、個人的には凡作という評価を与えたい。
以下プレイ動画



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