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熱くなれよ!!!

 今回の部員日記は、理工学部2年宇津木陽太が担当させていただきます。

 

 入れ替え戦では、敗戦、そして3部降格という結果となりました。

 私は試合にこそ出場しなかったものの、熱い応援、選手のサポートで慶應の勝利に最大限の貢献をすることを目指して行動していました。しかし、3部降格が決定した瞬間、受け入れ難い事実が押し寄せてくるのを感じ、結局今までの自分の行動は勝利につながらなかったのだと無力感に襲われました。今年の秋に2部復帰というのは簡単ではないと思いますが、部の目標達成のために何ができるのかを改めて考えます。


 今回は、自分の部活観を振り返る要素の多い文章となっております。「お前の部活観なんて興味ねーよ」と思われる方や、文章を読んであまり共感しない方もいらっしゃるかと思いますが、どうぞお許しください。

 今春、私はコンビニの夜勤アルバイトを辞めて、塾講師のアルバイトを始めました。学業、体育会、アルバイトの三つが日々を充実させてくれていますが、プライベートの時間、息抜きの時間がほとんど取れていません。全ての時間が楽しく感じられていますが、何にも追われない時間も欲しいものです。

 そんな中、親にふとそのような話をすると、親から衝撃の返答が返ってきました。

「体育会って趣味だよね、それが息抜きなんじゃないの。」

 その時、天と地はひっくり返り、私のはらわたは煮えくりかえり、親にブチギレた、、、、、

のではなく、その衝動は抑えて、「体育会=趣味」なのかどうかについて考えることにしました。


 まず、体育会活動とはどういったものか、私の認識についてお話しします。体育会活動における第一目標は「勝利」です。「勝利」を達成するためには何をすれば良いのかを常に考え、行動に移していきます。壁にぶつかって、それを乗り越えることで初めて目標の達成がなされるのです。

 もちろん、疲れます。とてつもなく疲れます。私は鈍感なので、普段疲れたという言葉をあまり言わないのですが、めちゃくちゃ疲れます。その疲れを癒してくれるのが、先輩方、同期、後輩たちの存在です。癒してくれるというよりかは、発破をかけてくれる存在です。同じ目標に向かって、一生懸命に試行錯誤を重ねている姿を見ると、「こんなので満足していてどうする」という気持ちになります。

 さて、これは果たして趣味なのでしょうか。ソフトテニスのプロ選手になろうとしているわけではなく、ソフトテニスに関する仕事をして生計を立てたいと思っているわけでもありません。将来に直結するわけではない、そういう意味では「体育会=趣味」なのかもしれません。

 しかし、少なくとも私は趣味だとは思いません。趣味や、息抜きという言葉で括られるものではないのです。私の中でこれだけはどうしても譲れないといえるものの一つが「ソフトテニス」です。他の人になんと言われようとも、ソフトテニスに対する熱が消えることはありません。

 部の勝利のため、自分の勝利のために、熱い思いを持ってソフトテニスに取り組んでいきたいと思います。たとえ、下手くそでもいい、しっかりと考えて、情熱を見せる。そして、周りの仲間を「こんなので満足していてどうする」という気持ちにさせる。これが、私なりの部の勝利への貢献の仕方です。

 目指せ、熱男。

 これから気候がますます夏らしくなってきますが、どうか私のことをうっとおしいなとか臭いなとか思わないでください、お願いします。

 

 あ、ちなみに一番上の写真は小学校、中学校の通学路です。信号のない一本道が観たければ、ぜひ埼玉県坂戸市にお越しください!!





長く拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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