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始まりと終わりと

 今回の部員日記は、理工学部3年 宇津木陽太が担当させていただきます。

 先日、12/23に納会が行われ、今シーズンの幣部の活動が終了しました。たくさんの応援をありがとうございました。そして、四年生の方々、本当にお疲れ様でした。私たち後輩に、2部復帰という最高の置き土産を残してくださり、ありがとうございます。四年生の先輩方の思い、意志を無駄にしないように来シーズンも奮闘する所存です。

 さて、秋リーグが終わり、自分たち3年生の代になってから、ただ楽しいというだけでなく、常々寂しいなと思い日々を過ごしています。なにせ、部に関する全てのことがあと一回しか経験、体験できないのです。春リーグも、インカレも、秋リーグも(入れ替え戦も?)、全てあと一回しかできない。そう思うと、自然とその「あと一回」のことに向けて熱が入るものです。

 周りを見渡すと、僕の同期もおそらくこの「あと一回」に向けて、並々ならぬ熱意を持っているのではないかと思います。もちろん、一年生の時から熱量を持って取り組まなければならないのですが、最後の一年に今までで一番熱い想いを持っているのは、自然なことではないでしょうか。

 僕が入部したときは、右も左も分からない中で、先輩たちの熱意に溢れた後ろ姿についていきながら、練習をしていました。とても懐かしいです。この日記の見出しの写真は、僕が一年生のときの春リーグで、当時四年生の浜田さんと組んで試合に出させていただいたときの試合後の一コマです。僕が一年生の時、四年生の先輩はどんな感じだったかなと思い返していて、写真を漁っていたら見つかりました。

 入部して間もない一年生たちの中には、明確な目標を持たずに、ただテニスがしたい!という気持ちで入った人もいるはずです。僕もその中の1人でした。そんな中で、熱量を持って、目標を持って練習に取り組んでもらうためにはどうすれば良いのか。簡単です。先輩を目標にして貰えば良いのです。

 俺らには成し遂げたい目標がある、それに向かってとんでもない熱意で取り組んでいるんだという姿を見せることで、一年生たちは、ついて行きたい、きついことも先輩たちとなら乗り越えられる、と思ってくれるはずです。僕が一年生のときは、そう思って浜田さんたち四年生について行こうとしていました。

 もちろん今の後輩たちにもですが、来年入ってきてくれる一年生たちにとっての目標となれるように、このオフ期間で自分を見つめ直したいと思います。後輩たちにとっての目標となれるような先輩像を追求していきます。

 僕の始まりのリーグでは、四年生の先輩に助けていただきました。この最後の、終わりの一年はチーム全体を助けられるような選手となることを目標に頑張ります。応援よろしくお願い致します。

 長く拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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