甘い物について

前どっかで言っているきもしますが味を説明するのって不可能じゃないですか?いわゆる五味では説明できるかもしれないけどそれじゃ分類が雑過ぎる。

「リンゴのような」「何かサクサクした」とかふわっとした引用でしか説明できない。しかもその時の引用元の「リンゴ」すら紅玉がサンフジかで変わって来るし。
「クスクスみたいな」って言われてもクスクス食べたことないし。となってしまう。例えるには無難なものを持ってくるしかなく、最終的には「まぁ一口どうぞ」となります。

わたしの「食べてもいいよ」は味という難しいコードの共有をしたいから。(ちなみに一番分からないのは酒類の味コードです)

子供が虫を見せたがるみたいに今自分の感覚を支配しきっている「何か凄いぞインパクト」を共有したがっている。「まずい」と言われたら言われたらで「人にとってはまずいのか……」と納得できるし。
ちなみに私はめったにマズイものに遭ったことはなくバカ舌ここに極まれりという感じです。

タイトルに戻ります。甘いものはおいしい。
私は特にザラメとかカラメルの焦げたとことかの食感と甘さが合わさるとこが好きです。
食感は多分頭全体(もしかすると身体全体)で感じてるんですよね。水溶液ではおそらくおいしくはない。綿あめみたいにすっと淡く溶けていくもの。
ブリュレみたいにカリカリに焦がしたもの。
コリコリしたカルメ焼。

それらはそれぞれおいしくてそういうものを並べていくと70gで2,200円もするチョコレートなんて必要ないんじゃないかと思えてしまいます。

でもやっぱジャンポールエヴァンのコスパ悪いチョコレートも食べてみたいんですよねぇ。

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