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水無月食べたいと思いつつ、水無月スコーンを焼いてみました。

6月は水無月。
夏越の祓。
この時期に食べるものといえば、三角形の和菓子「水無月」なのです。
毎年食べるのを楽しみに、どこかしらのデパート内の和菓子屋さんで買ってたんですけど、個人的な生活様式の変化により断絶。ここ数年、食べていないような気がします。(悲しい)

水無月とは、氷をうんぬんといったうんちくはすっ飛ばしまして。
→厄除け的には、小豆食べておけばよいんでは?
→改めて、粉とバターは買ってきてある。何か焼きたい!
→三角のスコーンてあるよね⁉
ということで、水無月インスパイア?ジェネリック水無月⁇
まあなんかそんなかんじでテキトーに、水無月スコーンを作ってみました。
見た目を寄せるなら、タルトケーキ的な方が向いてる気がしますけどキニシナイ。結果満足したので、noteにまとめることにしました。
以下、自分用の制作メモです。

■入れたいもの『小豆』

小豆入れたスコーンてどんなレシピかな?
参考レシピ:
あずきのスコーン by本間節子さんの料理レシピ - プロのレシピならレタスクラブ
「あんこのスコーン」のつくり方|あんこを使ったお菓子のレシピ/なかしましほさん - 天然生活web

ネットに公開されてるレシピをチェック。通常砂糖と牛乳にあたるところを、ゆで小豆やあんこに置き換えてるようです。なるほど。小豆120gほど残ってるのがあったので、ゆで小豆にしよう

■入れたいもの『餅っぽさ』

水無月の土台って正確にはただの餅じゃないんだけど。
「もちもちっとした感じを加えたいなぁ」「甘すぎるの嫌だけど糖分加えないとやわらかさ保てないんでは」、などとと考えつつググったら、刻んだ餅を加えたレシピがちょこちょこ引っかかる。そんな単純でいいのか?だったら、切り餅が1切れ残ってるので、刻んで入れてみるとしよう。

●ゆで小豆をつくる。

残ってた小豆が125gだったので、きび砂糖100gを加えたゆで小豆を、マルチライスクッカーで作りました。小豆のパッケージのウラにも書いてそうな、ごく一般的な作り方ベースです。マルチライスクッカー使用のゆで小豆の作り方もまとめてるけど、下書き保存してて非公開です。(もうホントメモ書きなので)
完全に冷ましたうち、100gを使用。市販のゆで小豆でも行けると思う。水分調節は、やりながら考えよう。

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材料:8切れ分

薄力粉 100g ←粉200gベース
全粒粉 100g ←全粒粉混ぜるのは趣味
BP 小さじ1 (4g) ←カサ出なくていいんで控えめ
バター(食塩不使用) 60g
ゆで小豆 100g
牛乳 60~80ml  ←水分調整用。
切り餅 1切れ(50g) ←かなり小さめ、さいの目切り
*オーブンの予熱は200℃。

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作り方は一般的なスコーンと同様。
粉類ふるってバター切り混ぜる。
ゆで小豆に牛乳60mlでまとめてみて、足りなかったら牛乳足す。
牛乳じゃなくてゆで小豆にしてもいいと思う。
途中、細かく切った餅を混ぜてひとまとめにする。
伸ばして半分に切って重ねてを2~3回やって、2cm厚みの四角に伸ばす。三角カットで8等分。ここで水無月のかたちを目指す。

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天板に生地を並べて、オーブン180℃で20分目安で焼き上げる。
途中で前後入れ替えて、最終焼き色足りなかったので3分ほど追い焼きした。

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自作のよいところは、焼き立てスコーンを確実に食べられることです。
焼き上がりにあわせて、お茶も準備します。
小豆と餅の菓子にもお芋っぽさがあいそうな気がして、ルフナにしました。
そういえば、これやった日がちょうどルフナの日(627)でした。おめでたい♪

焼き立て実食。

小豆強すぎず、上手くなじんでる。もっと水無月の豆感を出すなら甘納豆を加えるのもありかと思ったけど、これはこれで十分。
そして餅感面白い!
熱々ならではのちょっと伸びるやわらかさと、表面のカリっとねっちりした感じが入り混じって、独特の餅感が楽しい。
小豆にもバターにも塩分入ってないので、スコーン自体に塩気はありません。なので、有塩のよつ葉バターと残りのゆで小豆を添えました。
これ正解!あんバターの甘じょっぱが、よく合います。ルフナで流してまたひと口。クリームティーのサイクルにはまります。おおむね満足。

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その後、完全に冷めてから食べてみる。
糖分加えないと固くなるんじゃないか?と気になってた餅。小さく切って加熱したからか、冷めても案外いけるもんです。いけるけど、焼き戻した方が食べやすいと思います。

ノリと勢いで作ってみた水無月のスコーン。
焼き立てのスコーンは良きものです。
他の月でも、良い組み合わせを思いついたら、またやるかも?しれません。
気が向いたらね~

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