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子どもたちをみる視点

保育園の出来事を話すと
「えっ!?子どもってそんなことも出来るの?」って
驚かれることも多い

子ども=何も出来ない
という固定概念が大人にはあるのではないかな?

実は、子どもって、何も出来ないのではなく
この世界に、自分の肉体に馴染みながら
少しずつ順番に蓄えている力を発揮しているのではないかと
子どもたちの姿を見て思うのです

例えば
ベットに横たわって眠っていた小さな赤ちゃんが
歩けるようになるまでは
毎日毎日が成長の瞬間です

その間、大人は赤ちゃんに寝返りの指導などするでしょうか?
こうやって足に力を入れれば歩けるよ、など伝えるでしょうか?

そんなことをしなくても
自然にそれが出来るようになる
それが、とてもとても不思議でした

子どもの成長発達で、何歳になったらこんなことが出来る
というような目安がありますが
それにしても、どうしてその年齢になったら
それが出来るようになるのでしょうか?

脳の発達と身体の発達の関連性でそうなっていく
というのは理論としては説明できます

けれど、その一つ一つの段階も
何かを飛ばして進んでいくということはなく
順番に一つ一つの階段を登っていくように発達していく

それも何故なのだろう?と思いませんか?

子どもたちは「何もできない」のではなく
全て出来る力はあるけれども
それを徐々に発揮している、というだけなのではないでしょうか

そういう視点に立った時
子どもたちを見る視点って
ちょっと変わって見えてきませんか?

そして、これは大人自身にも言えること

まだまだ発揮していない力が
自分にはある
そう考えられたら素敵ではないですか?

子どもにも、大人にも
開かれていない扉がたくさんあります

子どもを、そして自分自身を
「こんなもんだ」と決めつけず
まだ見ぬ扉を探しては見ませんか?

HUuでは、そんな扉を開くヒントになるかもしれない情報を
お届けしていきます


WRITER / 投稿者
「HIROKO」
幼稚園・保育園歴20年以上の現役保育士

この記事は幼稚園・保育園歴20年以上の現役保育士HIROKOが書きました
幼稚園や保育園についてや、0−6歳の子どもについて
聞いてみたいことがありましたら、ぜひフォームからお問い合わせください

https://forms.gle/McbK2NGtKMz5AsB2A

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