【休職９日目】にちようび

９日目

働いている時、あんなに落ち着かなかった土日。打って変わって、休職中は安堵の時間となる。

理由は明確で、“みんな”休んでいるからだ。

家族に誘われて犬と一緒に出かけた。

疲れそうだったのと、とにかく人がいる中に行くのが怖かったが、断って変化がない１日にする方が怖く感じ、行くことにした。

元々体力がないこともあり、なかなか疲れたが、少し笑顔も見られた。少しスッキリしたような気がする。

父にも明日、ケースワーカーのところへ相談に行こうと思うと言う話もした。

見ないようにしていたが、「休職中　やってよかったこと」で検索。

皆共通していたのは「生活リズムを崩すな」「好きなことやれ」だった。

前者については、おそらく多くの人間が「それが出来たら休職してないんだよ」とツッコミを入れるだろう。

後者については、、なんとも言えない。そのブログがいわゆる意識高い系に見えたからだろうか。休職中という受動的に獲得した時間でさえ、我が身を向上させる時間にしようとしているようで、読んでいて合わなかったからかもしれない。

ただ「好きなことをする」というのは、良いアイデアかもしれない。それは、今後こんなに自由な時間が存在しないであろうからチャンスだ！ではなく、とにかく外へ意識を向けたいと感じていたからかもしれない。

好きなことをしている時間というのは、自分の内面と対峙するのを回避してくれるだろう。

僕は向き合いすぎた。特に休職してから。

好きなことをする時間と将来について考える時間をミックスするのはどうだろうか。