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情報セキュリティ研修を若者向けにしたおはなし

最近、新入社員向けの教育資料を作ったので、そのことについて記載したいと思います。参考にした書籍は後日紹介します。

まず初めに学習指導要領を見ることにしました。中学校と高等学校の学習指導要領でメディアリテラシーとか IT リテラシーに近いところをちょっと一通り見ました。ともともと教職を取っていたのと、教育学の研究家にいたのもありますが、今の新卒のに当たる18歳から22歳の子たちがどういったことを学んできたかを明らかにするために読みました。

次に一通り、IT セキュリティや IT リテラシーに近いところの入門書を一通り読みました。キーワードをピックアップしてどういうことを伝えたいか、会社員としてIT 資産や情報資産をどのように活用するかっていうところに論点を置きました。

さらに、ユーデミービジネスの入門講座を一通り、自分自身で受講し、こういう内容があった方がいいなっていうものを取り出しました。キーワードをさらった後なので、この後カリキュラム作成を行い、カリキュラム一貫性を持たせるために順番の並び替えやり返しやすい順番っていうのを考えくみました。

資料の作成自体はチームで分担したんですが、平易な言葉を使うというところを意識するようにお伝えしていました。なぜかというとビジネスライクな文章を使いたいのは山々なんですが、いきなりそういった言葉遣いになると受け取り側が心の準備ができていない恐れがあるからです。高等学校卒業レベルの語彙力ではなく、中学校卒業レベルの語彙力で書くように改めさせました。難しい言葉や抽象的な言葉はなるべく排除して具体的かつ。一文を読んで、そのまま理解できるような文章構造にいたしました。

また、事例ベースでのレクチャーを心がけました。これは以前に全社に向けに研修してきた時のアンケート結果から事例や事象についてもっと紹介してほしいと言ったような内容がありましたので取り組みました。 IPA の10 大脅威はもちろん直近であったニュースを取り扱って、どこが問題点でっていうのを映し、法律でどのような罰則があったのかというところを書くように意識しました。

情報セキュリティの運営自体は Web 会議で行いました。Web 会議では、資料の5ページに一つぐらいクイズコーナーを設け、リアルタイムでクイズや投票ができるように工夫を凝らしました。。また、グループワークも取り入れるようにしました。特に採点とかはしていないんですが、どういうところが印象に残ったや、こういうことをしてはいけないんじゃないか?っていうような意見をまとめてもらうことで、かなり研修内容の定着につながったようです。

研修の運営から研修の内容のカリキュラムっていうところまでと。研修の結果やアンケート結果に関して、今回の研修ではもうかなり取り組みましたので、期待通りの成果を上げることができました。研修時間は長いと飽きてしまうのと考える。時間っていうのがあるか否かで、かなり変わる聞き手の集中力、かなり変わるっていうところをよく分かりました。
今回、学習指導要領の観点と大学入学時に行うような情報リテラシーの授業の内容を入れることによって学生から会社員に代わる時の接続っていうのをうまくできたなっていうのも、アンケート結果から読み取れて大変良かったです。
対象や研修内容に関してもそうですけど、研修の導入の部分が一番大事なんではないかなと今回実感しました。ここまでやるとやりすぎたなと思いますが、2週間ぐらいで他の業務のやったにしては、かなり分析ができて効果測定もでき、次の改善にもつなげられそうなアンケートも取れたので、今後もこういった内容で進めたいと思います。
もし研修担当になった人がこのノートを読んで参考になれば幸いです。この記事は Google Pixel の音声入力で作成致しました。スムーズにかけたので、ノートを書くのが楽しくなりそうです。







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