PayPayとPayPay銀行とPayPay証券
はじめに
導入と結論です。
PayPayとPayPay銀行とPayPay証券を3時間くらいイジイジして、大体の仕組みを理解した。せっかくだから気がついたことをまとめようと思いました。
キッカケはPayPay証券が米国株式を金額指定で購入できて便利なので、いろいろ手数料とか入出金を確認した。気がついたら3時間位経っていた。結論として、手数料を抑えようとするとまあいろいろと複雑でめんどくさかったのと、想定する運用だとロスが大きいことがわかったので、PayPayでの投資はやめる判断をしました。
手数料が気にならなかったらPayPay証券の購入するまでのUI/UXは最高だと思いました。
以下、話のつなぎ込みと情報がキレイにまとめられてませんが、まあ大体の仕組みとニュアンスが伝わる内容を以下にまとめました。
PayPay
特長
電子マネー決済の大手。本日時点、あまり考えずともPayPayで払っておけば大体のことがオッケーである。溜まったポイントは一度設定しておけば運用もされるので、勝手に増える。右肩上がりの米国様々である。
PayPayマネーライト
主にクレカで入金した際に増える電子マネー。PayPayで決済するうえでは何も問題ないが、マネーロンダリング対策の観点で現金化や金融商品が購入できない。
PayPayマネー
主に銀行振込で入金した際に増える電子マネー。銀行口座に移すことができ現金化できる。PayPay銀行だと手数料なし。その他の銀行口座だと出金手数料が100円掛かる。
PayPay銀行
特長
登録直後なのでよくわからない。ジャパンネット銀行で口座開設していた人は、現在PayPay銀行になっている。2010年あたりに通販をしたかったのでジャパンネット銀行の口座開設をしていたのだが、そのせいでスムーズに口座開設ができなかった。別のトークンアプリを入れさせられたり、他のPayPayアプリと競合している投資信託用の口座開設があったりで意味がわからない。本人確認でマイナンバーカードを選ぶと、他のPayPayアプリはIC認証なのに撮影を求められる。意味がわからない。PayPay銀行はあまりいいことがなさそう。
入金
PayPayマネー、PayPay証券の残高、他の銀行口座からの入金が可能。
出金
PayPay、PayPay証券と連携することで現金として使える。
ATMで出金できる。
毎月1回は金額にかかわらず手数料無料。
2回目以降は手数料(165円~330円)が掛かる。
他の銀行口座へ出金できる。手数料が掛かる。
PayPay証券
特長
PayPay証券で株式や投資信託を購入する際、便利だなと思う特長があった。
まず米国株式の個別銘柄が、投資信託のように金額指定で購入できる。1000円ずつ積立をしたかったら、単元を意識せずに購入できる。積立をしたいときにとても便利である。また、日本円で購入できる。米ドルに変える手間がないのはとても便利だ。PayPayで溜まったポイントを移すのがちょっと面倒だが、個別銘柄や特定の投資信託の商品を購入できるので投資家のサブとして使うにはわるくないUXである。
UI/UXの話でいうと、出金口座が設定されてなくても運用開始できるのと、積立設定したら変更するメニューがどこにあるかまじでわからないUI/UXだった。とにかく買うまでがイージーで、経済圏からお金を逃がす方法はハードである。プロダクトを開発しているエンジニア視点ではあんまり誠実ではないと感じた。
入金
PayPayマネー、PayPayポイント、PayPay銀行の残高から入金できる。
また買付時に、連携済みの金融機関から入金することができる。
出金
PayPay、PayPay銀行に払い出せる。経済圏であるため手数料なし。
登録した銀行口座に出金できる。
手数料は払い出し先の金融機関や金額によって様々https://www.paypay-sec.co.jp/support/charge/
金融商品の購入
投資信託の買付手数料なし。
国内株式の買付手数料は0.5%
海外株式の買付手数料は0.5%~0.7%
また、少額積立を行う際には送金手数料が110円掛かる。
まとめ
手数料を取られずに支払いや現金化する方法
電子マネーを額面通り使いたい場合、PayPay払いすること
電子マネーを現金化したい場合、PayPay銀行の残高をATMから現金化
PayPay経済圏では手数料が無料で、経済圏から外れるときに手数料が掛かる。銀行口座への出金や金融商品化する際に手数料がとられる。
以上。