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私は後天的「最上志向」 #016

「クリフトンストレングス」をご存知ですか?昔は「ストレングスファインダー」という名前でした。昔の名前の方が通りが良いかもしれません。私は自己分析にかなり活用しています。

クリフトンストレングス(ストレングスファインダー)とは

GALLUP社が行っている『オンライン才能テスト』です。
研究により『34の資質』を順位付けし、自分の生まれ持った特性を知るものになっています。

サービスには2種類あって、上位5位の資質が分かるもの(¥3,750)と全34位と詳細レポートがつくもの(¥8,448)です。(2024/02/18現在の価格)
上位5位を知ってから、追加料金を払ってテストを受けずに34位をアンロックすることも出来ます。
『さあ才能(じぶん)に目覚めよう』という本を書店で見たことがある方も多いでしょう。こちらは上位5位が分かる方のテストを受けられるコードが付いています。自分の資質の詳細はテスト結果で得られるので、全資質の詳細が載っている本の中身にはあまり意味が無いです。

私が複数回テストした経緯

このテストで出るのは「生まれ持った特性(才能)」と言われています。そのため一般的には何度か受けても結果はほとんど変わらないそうです。
しかし私は、前職・現職の成功体験を通じて「人が変わったな」と感じることがあり、その度に計3度テストを受けています。
当初全てトップ5位のみのメニューを選んでいたのですが、尾石晴さんのVoicyを聞いて、三度目のテストは後から34位全てをアンロックしました。これが私の自己分析に非常に役立つこととなりました。

私のテスト遍歴
 一回目:2013年4月
 二回目:2018年3月
 三回目:2021年5月
 三回目を34位までアンロック:2021年12月

自己分析 ~人が変わっています~

一回目→二回目→三回目と、私の実感通りに正に「人が変わった」ような変化をしていました。まずは順位の変遷を必要な部分だけ図にしました。
一回目と二回目は上位5位が、三回目は34位全てが分かっている状態です。

説明に必要な部分だけ抜き出しています

トップだった「回復志向」が大転落
「最上志向」がトップに

まず特筆すべきはトップの「回復志向」→「最上志向」への変化です。
それぞれの説明をGALLUP社のHPから引用します。

「回復志向」の資質が高い人は、問題を解決するのが大好きです。どこに問題があるのかを探りあて、それを解決することに長けています。
彼らは問題を修正したり、活気を取り戻したりすることによって、物事を正常化させることを好みます。

GALLUP社HPより

「最上志向」の資質が高い人は、個人や集団の卓越性を高める手段として、強みに注目します。優れたものを最高レベルのものに変えようとします。

GALLUP社HPより

この2つなんですが「真逆の資質」とも言われています。すごく簡単に言うと「回復志向」は弱みの補完、「最上志向」は強みの拡充を重視する資質です。正に真逆ですよね。
私はこの2つの強みの大逆転が起きており、トップだった「回復志向」は、なんと下から3番目の32位にまで大転落しました。これほどの変化は流石に珍しいんじゃないでしょうか。

大変化のキモは「自我」

一回目の上位5つが殆ど上位に残っていない中、「自我」だけが5位→6位に残り続けていました。

強力な「自我」の才能を持つ人は、自分の価値を他人に見てもらいたいと考えます。認められ、話を聞いてもらい、評価されたいと思っています。特に、独自の強みによって人に知られ、評価されることを望みます。

GALLUP社HPより

この「自我」が社会人としての自分を支えたと思っています。
前職で割とブラックな会社の営業マンという外圧も強かった環境で、この「自我」の力で折れずに成果を求め続けました。その結果「強みを最大限に活かす」という解決策を編み出し、大きな成果を上げることが出来ました。
この強烈な成功体験が自分を変えたと思っています。
そして転職先でもその考え方の実践に成功し、その確信をより強めたことが三回目の結果で分かります。

その他のポイント

「公平性」「調和性」は元々の性格的な資質だったと思います。
職業柄、仕事中も考えることの多い「公平性」は10位以内に残り、対立を恐れなくなった強さを得て「調和性」は22位に弱まりました。
また、3回目で2~5番目の戦略的思考力たちは最上志向が極まって引き上げられた資質だと考えています。

まとめ

自己分析により、自分のコアは<最上志向×自我>だと分かりました。つまり私は、自分の強みによって人から認められることを最高の喜びと感じ、そこに向けて誰にも負けない内発的モチベーションを持っているということです。
私が社内で「私にしかできない仕事」を目指すのはこの資質のためです。幸い自社には近いタイプの人は少ないので、私の取り組みは目立ちやすくて余計自我欲求が満たされる好循環になっています。

皆さんも興味がありましたらクリフトンストレングスのテストを受けてみてはいかがでしょうか。個人的には34位全てが分かるメニューの方がお勧めです。

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