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私が社内キャリアアップを目指す理由|キャリアアップの話② #014

前回の記事からの続きです。
前提情報として現職と前職の会社の説明をしますが、業種や具体名も出せないため多くの人にとって有用な情報ではない気がするので要約した表を先に添付します。
結論だけ知りたい方は、表と3つの理由の段落だけご覧ください。

簡単にまとめました

今の会社について(ふわっと)

まず、私が現在勤めている企業について紹介します。
社名は明かせませんが、旧態依然とした雰囲気の大企業(社員数一桁万人)で安定思考の社員が多いです。そうなると当然、組織全体の生産性が非常に低いという課題を抱えています。
経営陣はその課題が分かっているので、上からは変革が強く求められています。しかし、現状維持を好み変化を嫌う社員は依然として多いです。
大企業なので新卒が中心の構成ですが、毎年度中途採用も行っています。私もそれで入社した一人です。中途社員には変革の推進者となることが期待されますが、残念ながら大半は会社の文化に染まってしまうのが現状です。

前の会社について

次に私の前職についてです。
在籍中は大半を営業マンとして過ごしました。(途中1年間だけ広報IRを経験)
幸い最後の方は営業成績が出ていたので給料も良かったです。やはり成績に対するプレッシャーは非常に強く、将来の安定性や成長性にも欠ける状況でしたが、会社や仕事に大きな不満はありませんでした。
それでも転職をした理由は地方移住を決めたからです。このあたりはいずれ改めて記事を書こうと思っています。
今回の記事のテーマからは多少逸れますが、現職は基本的にはホワイト企業で、子育てにおいては転職をしていて本当に良かったと思っています。前職のまま営業マンをしていたら子供ができていたかどうかすら怪しかったです。

私が社内キャリアアップを目指す3つの理由

前提をざっくりまとめると「バリバリの営業会社」から「ぬるめの大企業」に転職したという感じです。
そんな私が、周りの空気に流されず積極的に社内キャリアアップを目指す理由を挙げていきます。

>「私にしかできない」仕事をしたい

私は「周りと同じ」だと不安になるタイプです。
周りの社員の多くはそれとは真逆で、周りと同じことで安心している人が多いです。一応それを不安に感じている人も一定数いそうですが、そこで自分から積極的に動く人は少ないです。一昔前の会社風土が残っていることもこうした状況の原因になっています。
そんななか私は自分の強みを活かせる領域にガンガン出ていき、出来る限り成果が形で見えるように動いてきました。受け身の社員が多い中ではかなり特殊な存在だと思います。
結果が全ての営業マン時代の名残かもしれませんが、自他共に認める「私にしかできない」仕事が可視化されて初めて私の存在意義を強く感じます。
幸いまだ逆風は無さそうなので、この自分のスタンスを貫き広く認められるところまで行けば、更に大きく可能性が開けると思っています。

>大企業の力を利用して社会にインパクトを与える仕事がしたい

今後私の人生で社会を変える何かを成し遂げる最高到達点があるとしたら、この会社内のキャリアの先にある可能性が最も高いと考えています。
自社の社長会見やプレスリリースがYahoo!トピックスに載るなんて前職ではあり得ないことでした。前職で一時広報にいたので尚更その価値を感じます。そんな社会的信頼と基盤を持つ会社に在籍し、私には勝負できるカードがある。きっと私の人生でこれほどのチャンスはないでしょう。
足りない知識やスキルは、走りながら身に付けます。そして出来る限り自分の強みが活かせるフィールドで勝負し続ける。40歳がいよいよ見え始めた私に、立ち止まっている時間はありません。

>転職したことを正解にしたい

まあ既に正解だとは思っているんですが、前職では営業コミッションによる瞬間風速とはいえ給料は高かったわけですし、現職の環境も一般的には新卒優位の環境です。そんなマイナスを全て跳ね除ける、強いストーリー(ナラティブ)を紡ぎたいです。ジョブズの「Connecting dots」のように、一見回り道でも全てに意味があったと証明するつもりです。そのためにも私は前職の知見やそこで得た強みを、今の会社で活かし続けています。

最後に一つ、私が密かに抱いている目標があります。それは当社の名前を背負って社外のメディアに出ることです。例えば事業リーダーインタビューやキャリアのモデルケース紹介のような感じです。前職でお世話になった人達にも是非それを見せたいです。その暁にはこのnoteでも公表したいですね。

終わりに

前回の「コラム」の紹介から始まって具体的なキャリア戦略を語ろうと思っていたのですが、実際具体的すぎる話はできないんですよね。
今回キャリアアップを目指す理由まで書いてみてうまくまとまったので、このシリーズは一旦ここまでにしようと思います。他の方に再現性がある話ではないと思いますが、1つのケースとして面白がって頂ければ幸いです。

今回の記事は現在地の記録です。このナラティブが数年後あるいは十数年後、どこまで行っているんでしょうか。
こうしてnoteの記事を書き続けて、その歩みがこれからも皆さまとリアルタイムで共有していけたら素敵ですね。

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