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【積み本解消感想会のコーナー】千歳くんはラムネ瓶のなか 4 本日の章:三章(ハートに火を点けて) より

継続企画、積み本解消感想会のコーナーです。

本日も『千歳くんはラムネ瓶のなか 4』からお送りします。

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この先本編ネタバレが入るので気をつけてください。

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最初から『こんなもんだよね』って線を引いておけば、自分の本気が否定されるほどには傷つかないんだよ、きっと。誰だって、できる可能性を手探りするよりもできない理由を見つける方が簡単だから」(233頁より)

今回は七瀬悠月の台詞から。

でも生物であるって観点から考えると結構当たり前かなって思いました。

生きるためとは言え、常に本気で食物探していたらカロリー消費激しすぎますし、なにより生き残り過ぎちゃうと感じるんですよね。

生物には食物連鎖があるくらいで、こういう言い方はよくないかもしれないですけど適度に死ぬ必要があると思うんです。

それは殺人が良いとか、それなりの年数生きたら死んでほしいとかそういうことを言うつもりはなくて、技術が進歩しすぎた結果人間が強くなりすぎてるんですよ。

だって常に生存競争してる野生の生物って自分より強い生物に殺されたり、そもそも生まれる段階でほとんど死んじゃったりするじゃないですか。

そんな中で数少ない本気を出し続けられる生物が残って進化しているんじゃないでしょうか?

話は戻るんですけど、となると全員が全員努力し続けられないのも無理は無いのかなと思ったりしましたね。

まあ技術進歩のお陰で自分は過ごしやすい環境を享受できてるので文句を言えるような立場ではないですけど、そんな風にも考えることができてなんだかなって感じてしまいました。

次回は最終章ということで是非読んでくださいね!

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