【積み本解消感想会のコーナー】千歳くんはラムネ瓶のなか 4 本日の章:四章(太陽の笑顔)、エピローグ(見つけた青空) より
継続企画、積み本解消感想会のコーナーです。
本日も『千歳くんはラムネ瓶のなか 4』からお送りします。
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この先本編ネタバレが入るので気をつけてください。
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「つれぇよな、自分ができないことを易々とやってのけるやつを見るのは。うらやましくて、妬ましくて、眩しいよ」
同じ状況に立たされながら、逃げずに戦っているあいつのことを想う。
圧倒的に不利な舞台で、必死に上を向いてるあいつのことを想う。
ほとんど頭は働いていないのに、言葉が勝手にあふれてくる。
「でもさ、それって自分の好きを否定する理由になんのかな?」
「───ッ」
「他人より才能があろうがなかろうが、好きならやるしかないんじゃないか?」
それに、と俺は腕を引き抜き、精一杯笑ってみせた。
「───目の前にある今をあがけないやつに、次のチャンスは回ってこねえと思うんだ」(345~346頁より)
はい、ちょっと長いですが今回は千歳朔と江崎祐介の会話から。
特に最後の一文がやっぱりグッときました。
普段から足掻いて悔しい思いを何度もして抗っている人が、どんどん実力をつけて認められるのは当たり前ですし、そうでないと中々成功しないと思います。
繰り返し打席に立ってこそ成功に繋がる何かに出会える訳ですし、そのための努力はやっぱり必要ですよねえ。
毎日投稿しているならちょっと疲れていても気合いを入れて取り組む、とかそんな小さな積み重ねも、皆が皆できないことって意味では相対的にみても努力の範疇に含まれるんじゃないかなと思いました。
それとそれなりにライトノベルは読んでいる方なんですが、久々にこのヒロイン好き!って思えたのが今回の青海陽でしたね。
当然どんなヒロインも可愛い立ち絵と性格してますし、他のヒロインが嫌いとかそういうのではないんですけど、グッとくるキャラって中々居ないんです。
でも陽は男子みたいなノリのよさや真っ直ぐなところと女の子してるときのギャップが激しくて、そこが個人的にとても好きでした。
まだメインヒロインが残っているので順位変動するかもですが、暫定一位に君臨しましたね。
とまあ私の推しキャラを披露したところで今回は終わりにしようと思います。
まだ続きを持っているので次回も続けるか別にするか決めていませんが、また読んでくださいね~!
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