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株式投資 No.47 ー2021年8月の運用状況ー

目次
1.8月の売買の状況と保有株の株価の推移
2.2021年8月の損益結果
3. アメリカ株の状況

1. 8月の売買の状況と保有株の株価の推移

8月の日経平均株価は,値動きの激しい1月間でした。
月の前半は徐々に値を上げ、12日に28,300円近くまで上昇したものの、その後下落。新型コロナウイルス感染拡大への根強い懸念もあり、8月20日の終値は2万7,013円と1月6日の年初来安値(終値2万7,055円)を更新するまでに。しかし、その後は、急反発し、さらに、8月下旬に米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が「ジャクソンホール会議」で量的緩和の縮小に続く早急な利上げには否定的だったこともあり、株価はさらに上昇。9月3日には、管首相の総理大臣辞任の報道もあり、500円以上上昇し、29,000円台を超えるまでに。今後は、政権の支持率低迷という株価の重しが取れたという展開になって欲しい。

保有株については、7月に続き、8月もいくつかの企業で決算発表。
8月6日の大引け後に、ウィルグループ が22年3月期第1四半期(4-6月)の決算を発表。連結税引き前利益が前年同期比17.3%増の11.4億円に伸びるとともに、通期の同利益を従来予想の32.7億円→39.2億円(前期は37.8億円)に19.9%上方修正。そのため、週明け10日は、株価が150円(15%)ほど値上がりし1,100円台に。その後1,200円台まで上昇。

週が変わって、3連休明けの8月10日には、ニホンフラッシュの第1四半期の決算発表。経常利益が前年同期比2.2倍に急拡大したものの、翌日以降の株価はほとんど変わらず。11日に発表されたRSテクノロジーズの第2四半期決算発表では、21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益が前年同期比26.4%増の36.6億円に伸びたと発表されたものの、翌日は4%ほど下落。更に下落を続け8月17日の最安値は5020円と5日間で1,000円ほど下落。

13日のオープンハウス の決算発表でも21年9月期第3四半期累計(20年10月-21年6月)の連結経常利益は前年同期比32.8%増の707億円に拡大し、直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の連結経常利益も前年同期比10.6%増の300億円に伸びたと発表されたものの、やはり株価は下落を続け、8月13日の終値5,610円から8月19日には4,750円までやはり1,000円ほど下落。

決算の数字自体は良かったものの、株価は日経平均に合わせて下落する動き。売却も考えましたが、決算の数字が良かったので見送り。結果として、8月後半の日経平均の上昇に合わせて株価も回復したので良かった。
 特に半導体関連株は、会社自体の決算よりもSOX指数(フィラデルフィア半導体指数)の影響の方が大きく、SOX指数が上昇した8月後半に株価も上昇。1つ勉強しました。その他では、今月もベイカレントが好調で、ついに株価が4月購入時点の2倍を超えるまでに上昇。あまり余裕資金がありませんが、ベイカレントに続く、有望株を探したいと思います。

2. 2021年8月の損益結果

8月は株の売買をしていないので、確定損益は32万円のプラスで変わらず。
保有株の損益は,ベイカレントが大きく上昇したため、前月比54万円のプラスとなり、トータル105万円のプラス…全体でも前月比54万円プラスで137万円のプラス。今後も上昇しますように。

サムティ      100株  58,000円
オープンハウス 180株.    153,000円
ウィルグループ    200株      47,000円
セルソース      30株.     60,000円
スパイダープラス 110株.              0円
RSテクノロジーズ. 60株.     ▲6,000円
ローツェ              10株  ▲13,000円
ベイカレント     20株  697,000円
アドバンテスト  60株 ▲15,000円
キーエンス     5株   25,000円
ウェルスナビ   110株 ▲40,000円
ニホンフラッシュ100株    ▲5,000円
東京エレクトロン. 15株     86,000円

3.アメリカ株の状況

1で書きましたが、8/27(金)のジャクソンホール会合で、パウエルFRB議長がテーパリングの開始時期は年内が妥当とする一方、早期での利上げ観測を否定。安心感が広がり、米10年国債利回りが低下して、株価を押し上げ。米主要3指標が揃って上昇し、ナスダックが過去最高値を更新。S&P500指数は初めて節目の4,500を上回りました。今後も上昇に期待です。

保有株では、3日に、“今後の売り上げ見通しが立たず、共同創業者兼CEOが辞任する“というZymergenのニュースが報道され、1株50ドルで購入していた株価が8ドルまで急落したので、慌てて売却。リスクのある購入だったので、仕方がないと諦める。

7月29日の決算発表で売上高が市場予想を下回り、今後の成長の伸び率が低下する見通しを示したAmazonの株価が8%ほど下落したので、8月3日に押し目買いで3350ドルで1株購入。一旦下落したものの、現時点で、100ドルほどのプラスに。

Zymergenとは対照的に、11日に好調な決算を発表したDoximityは、買値のほぼ2倍まで株価が上昇。また、Alphabetも一時2,900ドル台まで上昇するなど、この1年で株価が2倍に。その他、ナスダック100株価指数の算出銘柄に採用されたCrowdstrikeやNetflix、Spotifyも上昇。今月は、先月のマイナスを取り返し、前月比81万円ほどのプラスで利益は977万円まで上昇。

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