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コントラバスパートより「あと8日」

こんにちは!コントラバスパートです。

コントラバスはとても大きい見た目の通り、低音域を奏でています。音が低すぎてヘ音記号でも五線譜に収められず、1オクターブ上げて楽譜が書かれています。
オーケストラの中でコントラバス単体の音が聴こえる瞬間は殆どありません…が、1音1音にしっかりこだわって演奏しています。

オーケストラの魅力って、なんでしょう?あげだしたらキリがありませんが、魅力の一つに響きの変化があると思います。私の言いたい「響き」は単純に和音ではなく、楽器の音色の合わさり方、という意味です。今回のプログラムには、同じメロディを違う楽器の組み合わせが演奏する場面がいくつもあります。木管楽器の組み合わせなんて、練習で聞くたびに響きの移り変わりにニヤニヤしてしまいます。
勿論コントラバスも、オーケストラの響きに大きく関わっています。弾いていないのを見かけたら、次に弾き始める瞬間を、めちゃくちゃ楽しみにしていてほしいのです。私達が加わった瞬間の音はきっと、世界観がぐっと広がり、より豊かな音楽になっているはずです。

サークル会館にて

グラズノフの「四季より 秋」は、お祭り騒ぎな曲!賑わい、祝い、誰も彼も隔てなく迎え入れるような雰囲気があり、秋の定期演奏会のオープニングにぴったりな曲です。
川越先生の「喜遊曲第5番」は、キャッチーでどこか吹奏楽っぽい曲です。川越先生の遊び心と学生指揮の圓谷くんのこだわりが詰まっています。
プーランクの「牝鹿」は、かわいらしくちょっと気分屋な女の子が思い浮かぶよう。いろんな情景を思い浮かべながら楽しく聴ける一曲です。
シベリウスの「交響曲2番」は、標題音楽ではないながらも、フィンランドの自然の雄大さを感じる曲です(行ったことないので想像)。冬の厳しさ、日差しや新緑の喜びなど、北海道と共通する感情があると思います。コントラバス的にはそんなに難しい部分はないのですが、音へのこだわりやアンサンブル力が求められ、悩みが絶えません…(¯―¯٥) ですが、音楽を作っていくという楽しさを今までで一番感じています。

どの曲も魅力いっぱいの素敵な曲です!
ぜひ北海道大学交響楽団 第146回定期演奏会にお越しください!

是非お越しください!

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