役員会より「あと3日!」
こんにちは!北海道大学交響楽団役員会です!
本番までいよいよあと3日になりました!
役員会って?
北大オケは役員会と演奏委員会という2つの組織で主に運営が行われます。
演奏委員会は、コンマスを筆頭に各パートのトップから構成されていて、主席奏者として演奏を引っ張る側面と、練習日程や定期演奏会のプログラムなどの演奏に関わることを決定するという側面があります。昨日までのパートからのカウントダウンは、実はすべて各パートのトップがお届けしていました!
これに対し私たち役員会は、主に団行事の運営内容や予算・決算について審議する組織で、総務、コンサートマスター、さまざまな部署のチーフ・補佐からなります。ここでお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、コンサートマスターは役員会にも演奏委員会にもどちらにも所属しているんですね!本当に、頭が上がりません…。
部署には、渉外、庶務、楽器備品、楽譜、記録、舞台運営、会計の7つがあり、そのまとめ役として総務がいます。総務含めてそれぞれの部署が日々それぞれの仕事をしつつ、サークル会館で集まり週一度会議をしています。年間を通した予算の決定、ホールの予約、演奏会の運営など仕事は幅広く、一筋縄ではいかないものばかりです。基本的に学生だけでこれだけ大きな団体を運営するということもあり、業務の多さや責任の重さで大変なことも多いですが、その分やりがいも感じられることが多いです。
100周年記念演奏会に向けて
役員会はいつも通りの業務だけでも大変ですが、それに加えて今回の100周年記念演奏会ならではの業務もあります。
たとえば、有料配信がそのひとつです。これは北大オケとしては初の試みです。日曜日の夜ということもあり、当日予定のある人もいれば、翌日お仕事で道外の人など足を運ぶのが難しい人もいます。何より、会場での演奏会は満席以上のお客様に見ていただくことはできません。100周年ということもあり、ホールに入りきらないくらいの人々に音楽を届けたい、そうした思いで配信を行う運びになりました。
配信は、全世界どこにいても見ることができます。また、アーカイブがあるので演奏会のまさにそのときに予定のある人も、会場にお越しいただいた後にもう一度見たいという方も見ることができます。そしてなんと私たち奏者も弾いた後に見ることができるのです!
また、広報もいつも以上に力を入れています。先日のノートでも紹介した通り、テレビに出演したり、新聞社の取材を受けたり、宣伝用のPVを作ったりと挙げたら切りがありません。そのおかげもあってかチケットはなんと…ほぼ完売!満席のKitaraで演奏することができるかもしれないと考えると、今から胸が躍ります。配信でもっと多くの人に見てもらうためにも、あともう一踏ん張り頑張ろうと思います!
他にも第九の合唱譜の製作や、合唱団の方々とのやりとりなど、演奏委員会の皆さんとも連携をとりつつ、さまざまな業務をこなしてきました。
一年間の役員会を振り返って
今年一年間役員会を務めてきて、もちろんのこと全てがうまくいったわけではありませんでした。これだけの大きな団体の運営です。個々の細かい仕事上のミスから始まり、意見の違いから仲間とぶつかり合ったうこともありました。しかし、全員が3日後の演奏会を成功させたいと心の底から思い続けてきたことで、誰一人欠けることなく今回の本番を迎えることができます。
100周年という記念すべき演奏会を成功させたい、という団員の思いの結晶がついに、札幌コンサートホールKitara大ホールでお披露目となります。演奏を通してお客様に感動を与えることができたなら、役員会としてもこれ以上の喜びはありません。
皆様とKitaraで、また画面越しに、お会いできるのを心より楽しみにしております。
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