「一人でたくさん取らない!」->「一人からたくさん取る!」という言葉と住宅事情について

6畳の畳は
京間で95.5*191(cm)
中京間で91*182(cm)
江戸間で87*176(cm)
団地間で81*170(cm)

それが*6で
京間で573*1146(cm)
中京間で546*1092(cm)
江戸間で522*1056(cm)
団地間で486*1020(cm)

「花の慶次」という漫画に
「起きて半畳寝て一畳 飯は二合」
という言葉があるが
それを基にして「6畳なら6人入れる!」
と考えてしまう人がいる。

耐荷重も150kg/m^2であるなら、
(cm^2)に変換したら
150kg/100cm*100cm
=0.015kg/cm^2で
京間から団地間で

京間が18240.5cm^2*0.015kg
=273.6075kg/cm^2,

中京間が248.43kg/cm^2,
江戸間が229.68kg/cm^2,
団地間が206.55kg/cm^2
になる。

飯を玄米だと想定して一合は150グラム、
二合は300グラムで玄米は
100グラムで165キロカロリー、
165*1.5=247.5キロカロリーで
247.5*2=495キロカロリー、
代謝が20歳代男性で一日約1700キロカロリー、
495-1700=1205キロカロリーの不足で
栄養失調やビタミン不足による脚気などの
疾病疾患が心配される。

人一人のサイズが身長165cm,体重55kg,
肩幅が推定で50cmとしたら
タテで5~26cm,ヨコで31~45.5cm
の間隔が出来るという算段だ。

それでもしインフルエンザなどの
呼吸器・循環器系疾患がまん延して
衛生管理の観点から是正勧告を出されて
従う家主はどのくらいいるだろうか?

ウエストが推定で外周90cmと考えたら
28.66cmを30cmと考えて
「横になって寝ろ!」とも言うのだろうか。

吸音材の厚さの寸法が5cm基準だとすると
5*5=25cmの間隔が部屋と部屋の間には
必要性を感じている。
吸音材の密度も重要になってくる。
インターネットでは
「40~60kg/m^3」が良く言われるけれど、
(cm^3)に変換すると、
60/100^3=0.00006kg/cm^3になる。

吹き抜けは
165*1.8=297->300cm以上は欲しい。
そうしたら耐荷重は
55*1.8=99=100kg/cm^2以上は
必要になるかもしれない。

そういう品質に対して安全や余裕という
概念が欠落していて及第点や英語で表したら
マージナルを満たせればいいという
家主が “事故” を起こすのだろう。
それか “リサイクル効率” のことしか
頭にないのだろう。

そういう風にして人を詰め込んで
出来たのは16世紀から19世紀の「奴隷船」だ。

それかシェアハウスを志向
しているからなのかもしれない。

※奴隷船とシェアハウスが近くの文章で並んでいますが筆者は奴隷船とシェアハウスを同一視する意図はありません。

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