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【Google広告】脱スマートショッピングの理由について聞いてみた

こんにちは!
HushTug広報担当の曲師(@mage_kiichi)です。

今回はGoogle広告担当の大石(@____oishi____)に現在行なっている「脱スマートショッピング」の取り組みについて詳しくインタビューしました。

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スマートショッピングとは?

スマートショッピングとは、「コンバージョン数の最大化」や「目標費用対効果」など指定した目標を基準に機械学習によりパフォーマンスを最適化できるショッピングキャンペーンです。

スマート ショッピング キャンペーンでは、Google の機械学習機能により商品フィードを使用して作成された多様な広告が、Google 検索ネットワーク、Google ディスプレイ ネットワーク、YouTube、Gmail などのさまざまなネットワークで表示されます。Google のシステムは、お客様が指定する画像アセットとテキスト アセットをさまざまな組み合わせでテストし、最も関連性の高い広告を自動的に選択して表示します。

引用:Google広告 ヘルプ(https://support.google.com/

これまでGoogle広告では月間600-1,000万円ほどの売上が出ていましたが、その9割が「スマートショッピングキャンペーン」という種類のキャンペーンによるもので、非常に高ROASを叩き出してくれるという良いキャンペーンでした。

ショッピング系のキャンペーンは「Googleマーチャントセンター」というものを利用して配信するのですが、その中の商品フィード情報をテストし初期のCVさえ貯めてしまえば自動配信によって高い成果を上げてくれます。

脱スマートショッピングの理由

では、なぜそこ(特にスマートショッピング)から脱しようと考えているか説明します。

理由は主に下記の2点です。

1. 基本は検索広告なので天井が見える
→SKU追加以外に更なる売上拡大のビジョンが見えづらい

2. 操作可能な領域が少なく最適化が崩れた時の修正が困難
→一度崩れるとGoogleでの売上が半減するのでリスクが大きい

そのため、現在は予算投下量を増やせているFB,IG広告にならってブロード配信のディスプレイ広告に着手して、ショッピング系の広告に頼らずとも自身で操作可能な領域を増やしています。

ブロード配信とは簡単に言えば「年齢性別などユーザー属性でのみターゲティングした配信方法」です。

そこで現在はユーザー属性の最適解を探すためテストを繰り返している状況です。

また、過去にCVの決まったクリエイティブを使用し、比較的広いユーザー属性をターゲティングしたキャンペーンを複数作ったのですが、全く同じユーザー属性を設定してもキャンペーン毎にそれぞれの属性への配信割合が違いました。

そのため現在はテストを繰り返し、キャンペーン毎にユーザー属性の配信割合をチェックし最適な設定を探っているところです。

まだ新しく始めたものなので突出した結果は出ていないのですが、今後のテスト結果やその他の設定については次回以降にご紹介できればと思います。

最後に

今回は「脱スマートショッピング」の取り組みをしている理由についてインタビューしました!

Googleの機械学習でそこそこ高いパフォーマンスは見込めるものの、突き抜けることが難しく、また、学習が崩れた時のことを考えると最終的にはブロード配信の方が修正しやすく、突き抜けられる可能性が出てくることからブロード配信に移行したのですね。

一方、手動で最適な設定を探すのに時間がかかるというデメリットもあり、何を優先するかで運用方法は変わってくると思うのでひとつの参考にしていただけたら嬉しいです!

おまけ

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

HushTug 曲師






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