クラウドファンディングを試してみた話
突然だがクラウドファンディングを知っているだろうか。私はつい最近までほとんど知らなかった。そんな私がちょっとしたきっかけでクラウドファンディングを知り、試しに首を突っ込んでみた。今回はそんな話である。
まずクラウドファンディングとは何かを書いてみよう。とりあえずwikipediaの力を借りるとこうなる。
クラウドファンディング(英語: crowdfunding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。ソーシャルファンディングとも呼ばれ、日本語では「クラファン」と略されることもある。
何か物事を始めるときはお金が必要なわけだが、企業などのスポンサーではなく一般市民から集めちゃおう。これがクラウドファンディングである。
私の場合、言葉の意味とどこかのゲーム開発でクラウドファンディングを使っている話を聞いたくらいの知識しかなかった。勝手なイメージはコンビニやチェーン店にある一回1円とかを払う無償のボランティアみたいな感じ。これまで全く縁がなかった。
が、どうやらそうではないらしい。会社の後輩との雑談のなかでクラウドファンディングの話になったことで気づいた。(ちなみにこの後輩は以前書いた記事にも出てきた30万イヤホン後輩。いろんなこと知ってるなコイツ。)
彼が言うにはもうじき築地に新しいお寿司屋ができるようで、その資金集めをクラウドファンディングでやっているとのこと。
私のご飯記事を見てくれている人はわかるだろうが、勤務地が築地や銀座に近い。あとお寿司が好きだ。興味が湧いたのでどんなものかを教えてもらった。実際のサイトは以下である。
サイトを見るとOMAKASEという寿司屋がクラウドファンディングでお金を集めているらしい。また、どうやら大盛況でノルマのお金はとっくに集まっているが、追加で資金集めしてますよという状態だということも分かった。
とりあえずこの寿司屋の情報を一通り見てみた。そうすると今まで知らなかったクラウドファンディングのことがわかってきた。
ざっくりいうとクラウドファンディングはボランティアというよりは期間限定セールに近い感じだ。支援を募る期間が決まっていて、物を売るほうは支援してくれた人限定のメリットを提供する。まだ世に出ていない商品の割引、特別な会員になれるなどだ。支援する方(つまり我々)はその限定商品の説明や売っている人の情報を参考にし、支援するどうかを決める。
さっき載せた寿司屋の場合はお金を払うと会員になることができて、特別なコースを頼むことができるというサービスだった。美味しい寿司をたらふく食べられる特別コースであるらしく、とても興味をそそられた。
かなり悩んだ末、せっかくだからということでこのお寿司屋の支援をしてみた。臨時出費として結構手痛いのは本音だが、好奇心が打ち勝った。あとうまい寿司たくさん食べたい。
実際にお店が開いて会員サービスの恩恵が受けられるのは今年の3月くらいかららしい。行けた暁にはここに感想を書いてみようと思う。今からとても楽しみだ。
今回支援してみたお寿司屋は36000円と少々お高いが、3000円くらいから始められる支援も沢山ある。見てるだけでも結構面白いので興味があったらサイトを覗いてみたらいかがだろうか。
ちなみにクラウドファンディングのクラウドは雲(cloud)ではなく群衆(crowd)なの意外と豆知識よね。私は知らなかった。ではでは。
美味い飯、面白そうなアイテム、紅茶、コーヒー、緑茶、ゲーム、そして何より記事のネタ!に使わせていただこうかなと思ってます。