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【25卒必見!】「スタートアップ」と「ベンチャー」の違いとは?

こんにちは!なめこ🍄です!

突然ですが、みなさんは「スタートアップ」と「ベンチャー」の違いを説明できますか?

就職活動の際によく見た言葉ではありますが、私は説明できませんでした…💦

すでに説明できるという方も、最近就活を初めてまだ知らないという方も、この機会に定義や違いを一緒に確認していきましょう!

1,言葉の定義

Start-up(スタートアップ)という言葉は、起業家の聖地・アメリカのシリコンバレーで生まれました。シリコンバレー初の有名スタートアップは、G〇〇gle、Faceb〇〇k、A〇〇leなど言わずと知れた大企業。

これらの企業の成功とともに、スタートアップという言葉も広く世界で使われるようになりました。 言葉自体は、「起業や新規事業の立ち上げ」を意味しますが、特にイノベーションを起して短期的に、圧倒的な成長率で事業展開する企業を指します。

対してベンチャー企業という言葉は、実は和製英語です。Ventureという単語は、アドベンチャー(adventure)から来ていて、小規模で新事業を行う企業側のことを指すのが日本での「ベンチャー」の使われ方です。

※英語話者にとっての“Venture”は、Venture Capital(VC)、つまり投資を行う側の企業のこと。日本での使われ方と立場が逆になるので、注意しましょう。和製英語であるベンチャーは、より広義な意味を持っています。

2,ビジネスモデル

・スタートアップのビジネスモデル
=今までにない革新的なアイデアから新規ビジネスを短期間で創出する。

スタートアップは、今までにない革新的なアイデアか全く新しいビジネスを創出すること。ハイリスクながらも短期間で莫大な利益をあげ、成長スピードも早い特徴があります。

世にサービスを発信したら、他の追従を許さないように、圧倒的なスピードでシェアを拡大していきます。それにより圧倒的な成長を遂げることが可能となります。

例えば、アメリカ発のライドシェアサービス「Ub〇r」や宿泊施設プラットフォーム「Airb〇b」は、代表的なスタートアップの成功例です。

・ベンチャーのビジネスモデル
=既存のビジネスモデルをベースとして中長期的な成長を目指す。


そしてベンチャーの成功例としては、「N〇tflix」ではないでしょうか。元々は、1997年にカリフォルニア州で小さな会社として創設。 当時はオンラインのDVDレンタルサービスを提供する会社として国内で発展、その後2007年頃から現在の動画配信を行う会社として発展し、今に至ります。

元々はDVDレンタルという革新的な事業ではなかったものの、苦境を乗り越え、その時代に構築した顧客ネットワークやノウハウをベースに、DVDレンタルからストリーミングサービスへとビジネストランスフォーメーションを加えて、事業拡大しました。

2.収益性

・スタートアップの収益性の特徴

事業開始からしばらくは赤字。将来急激な成長カーブを描く。

スタートアップは将来的に大きな収益をもたらすビジネスモデルのため、サービス開始からしばらくは大幅な赤字になります。 目先の利益よりも顧客の獲得や認知度アップにとにかく投資を行い、将来的な収益を上げるための土台を整えます。

アイデア勝負、先行者利益を確保するため、スピードが大事なスタートアップ。とにかくまずはシェアの獲得を狙います。

スタートアップの事業形態でSaaS型のビジネスモデルを採用する企業が多いのも将来的に利益を確保するというスタートアップに適しているからと言えます。

・ベンチャーの収益性の特徴
=短期的な視点で黒字化を狙い、安定した成長を続ける。

一方でベンチャー企業は先述の通り、着実な成長を目指すビジネスモデルとしています。よって短期的に収益の黒字化を目指した経営を行います。そのため、長期的に少しずつ、右肩上がりの成長となります。

スタートアップと比べ、すでにある既存のサービスに変化を加えるビジネスモデルのため、スピード感はスタートアップよりもゆっくりになります。

そのため、レッドオーシャンに巻き込まれやすいが、経営的なスリム化を図ることで、他社とは違ったスピードで経営を進めます。

3.資金調達方法

・スタートアップの資金調達方法
=基本的には投資家(VC)などからの投資資金で事業を展開していくのが特徴。

スタートアップはビジネスモデルが確立するまでは、赤字で収益が見込めないことがほとんど。初期段階では失敗するリスクが高く、銀行などからの融資が難しいものの、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家からの資金調達が見込めます。

・ベンチャーの資金調達方法
基本的には銀行などからの融資が中心。

先に挙げた通り、ベンチャーは着実な成長をビジネスモデルとしています。早い段階での黒字化を目指した経営を行うため、長期的に少しずつ、右肩上がりの成長となります。

よって、短期的に莫大な利益を得ることを目的とした、投資家などからの投資には不向きで、主に銀行からの融資、助成金が資金調達の主な方法となります。

「スタートアップ」と「ベンチャー」の違いについて説明してみました!私が感じた大きな違いとしてはビジネスモデルが真新しいアイデアを創り出す、0から1のスタートアップ。既存のビジネスモデルを元にしている、つまり1から10、10から100を生み出すベンチャーという違いでした。

特に就活生は今後に向けて理解しておくといいかなと思います!

ここまで閲覧頂きありがとうございました!
次の記事も見ていただけると嬉しいです!

#ヒュープロ
#25卒就活
#スタートアップ
#ベンチャー


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