見出し画像

10/7-8 根室さんま祭り+雌阿寒岳

毎年秋の恒例企画、さんまですよ!

昨年2年ぶりに復活を遂げた根室ドライブが今年も行われました。さんま水揚げ日本一を誇る根室の秋を象徴するイベントである根室さんま祭りに行って炭焼きさんまを食いまくる企画で、今年は阿寒連峰の最高峰で日本百名山の一つである雌阿寒岳の登山もくっつけてパワーアップを遂げた…のですが、いろんな意味でドタバタ、思うようにいかない企画となりました。でもさんまはおいしかったしみんな楽しめたはず。それでは、企画の様子をお届けします。

悪天候に翻弄され、企画を大幅に変更。

当初の予定では10/7に根室でサンマを食べ、翌日雌阿寒岳に登る予定だったこの企画。しかし、10/7の北海道道東は悪天候予想、根室には高潮警報が発令され初日のさんま祭りは中止が決定されてしまいました。予報では雌阿寒岳周辺も強風によりとてもじゃないが登山できる状態ではなさそうだったため、計画の大幅な変更を余儀なくされることに。
結局、初日は阿寒・摩周を走るチームと富良野を走るチームの2隊に分かれて宿泊地の釧路を目指すことに。管理人は阿寒摩周のチームにいたので、こっちのチームの事を中心に書きます。

道東を色々走り回ります。

日高山脈を越えて十勝に入ると、なんと晴れ。これもしかしたら雌阿寒岳登れるんじゃないかと思いながら、然別湖の湖底線路を見に行きます。

少し見えにくい。

湖から船を引き上げるために設置されている湖底線路。然別湖のほとり、白雲山登山口付近にあり、近年フォトジェニックなスポットとして有名になってきています。まだここでは雨降ってません。そのまま白雲山登っちゃっても良かったかもしれない。

白雲山はすごくおすすめの山です

ちなみに白雲山は登りやすく、それでいて高度感を味わえ然別湖の眺めがいい山でとてもおすすめの山ですよ。

どんどん天気が悪くなり…寒いぞ!

さて、十勝に入った段階では晴れていた(眩しくてサングラスかけたくらい)と書きましたが、湖底線路の所でもうすでに雲行きが怪しくなっております。道の駅に寄りながら、さらに東へ向かうとどんどん天気は悪くなっていき、阿寒周辺はかなりの雨。やっぱ雌阿寒岳は登れなかった…

いきなりクマヤキ色が出ている。

雨の道東を走り、津別の道の駅あいおいに来ました。この道の駅はクマヤキと呼ばれる焼き菓子がとても有名で、管理人はクリームの入ったヒグマを食べました。雨で冷える体にしみわたるおいしさ。今年の北大祭でこれを出している団体があって、その時食べて以来でした。

クマヤキを食べた後は道の駅から20㎞ほどの所にある阿寒湖に向かうのですが、やっぱ雨が酷くて寒い…ブルブル震えながらアイヌコタンを見て回りました。

アイヌコタンです。

寂莫感漂う最果ての地・野付半島へ。

阿寒の後は摩周で昼ごはんを食べ、野付半島に向かいます。野付半島は別海町と標津町にまたがる日本最大の砂嘴で、ラムサール条約に登録されています。砂嘴は名前の通り砂でできた半島であり、非常に脆いため将来この半島には入れなくなり、完全に陸地と切り離されると言われています。

でっかい鹿いた。

トドワラと草原が広がる荒涼とした大地は、どこか最果てのさみしさを感じさせます。草を貪るデカい鹿もいます。
ところで、半島に住んでいる人は避難できるとして、もしこの半島がもう危ないとなった時、ここにいる鹿はどうなるんだろうか…

今宵の宿は釧路の民泊。

野付半島を出たらあとは国道272号を突っ走り、釧路に行って泊まります。中標津の辺りで北海道警察の秘密兵器であるレーパトがもう日も暮れかけというのに測定やってて性格悪いなーと思いながら(秋の交通安全運動中だからしょうがないね)、夜の根釧台地を走って釧路に到着、みんなお疲れなのかお眠で、日本百名橋の一つであり釧路のシンボルである幣舞橋も走ったのですがみんなあんまり気づいていないかもしれない。宿屋についてからはみんなで料理して、お酒飲んで、おしゃべりして楽しみました。

2日目、根室と雌阿寒岳に分かれる。

2日目は各メンバーの希望に合わせて、雌阿寒岳に登るメンバーと根室に行ってさんま祭りを楽しむメンバーに分かれることに。管理人は根室に向かったので根室のことを書きます。
2日目は初日とは打って変わり晴天。釧路から根室まで約120㎞を一気に走破し、さんま祭りの会場に到着します。

さんま祭りでは、200円でトレイを買えばおかわり自由で、サンマを炭火で焼いて食べまくることができます。近年は不漁により、どんどん値段が上がるさんま。我々は1人4本食べたので1本あたり50円。安いですね!さんま以外にもホタテや花咲ガニなど、みんな思い思いのものを食べて楽しんでいましたよ。管理人は箱売りのさんまを家に発送しました。
ところで、さんまとかお魚を食べるときって結構県民性とか出ますよね。さんまなら肝の苦さがいい、っていう人もいれば内臓は苦手っていう人もいたり。色々な所にルーツを持つメンバーが集まっているので、そういう違いが出るのもまた楽しい。

雌阿寒岳のこともちょこっと。

根室のメンツがさんまを貪る間、食い物には目もくれず山に挑んだメンバーもいます。釧路で別れ、深田久弥の日本百名山の一つである雌阿寒岳に登ったメンバーからも、よさげな写真が届けられました。

根室のメンバーも、さんまを堪能した後は納沙布岬に行ったりしました。3.7㎞先には北方領土の1つ、歯舞群島の貝殻島が見え、緊張感が漂います。

あとがき。

やっぱ根室は遠い…でもやっぱさんまおいしい。
そして今回は色んな意味で計画変更を繰り返すことになり、大変だったけど楽しい企画だったのではないかと思います。
次の記事は未定です。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?