おれも機材で殴る | 15分で考える音楽以前のこと(9)

東京、湿度がやべー。エアコン、何をどうやってもくせー。シンセとかギターに良くない環境。ハンドアックスとかバール振り回して解決してえ。

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スペックをガン上げしたMacbook Pro16インチを買った。Mac Mini 2014（整備品）よ、さらば。

Youtubeにたくさんいる、ろくに使わないくせにシンセを買う人が嫌いだった。ろくに弾かないのにギターをたくさん買う人も、アホみたいな映像みるだけなのにデカくて解像度の高いテレビを買う人も。尊敬するギタリスト、トム・モレロの「今ある機材で何が鳴らせるか考えろ」という言葉が腹の底にあるし、使いこまれた道具こそ美しいと思っている。バカみたいな消費社会とか、心無い「ハック」から距離を取りたかった。

As it goes for effects, I primarily only use four pedals [...] . That’s basically it, which is far fewer effects than most guitarists. However, I’m always trying to find creative and new ways to use these same pedals.（エフェクターに関しては基本的には4つしか使わない。//--中略--// 他のギタリストよりもだいぶシンプルなセッティングだ。でもこの4つを使って、常に独創的で新しいサウンドを追求し続けている。） https://www.premierguitar.com/articles/Tom_Morello_Interview

しかし、金と機材で武装したやつらは強いのだ。どーでもいいフレーズでも高いシンセで鳴らすと、やっぱりめっちゃ良い音がするのだ。スキルではなく、機材で殴ってくる感じ。どんなにセンス勝負をしようとしても、高いPCでレンダリングしている人たちのほうが仕事は早くなる。

そういう理由で負けたくないし、持続化給付金の突っ込み先として最適だったので、マシンを新しくすることにした。Appleにはもう飽き飽きしているんだけど、映像・写真のプロの意見をきくとWindowsを自分の使いやすいようにカスタマイズするのにはかなり時間がかかるらしいので、もう素直にスペックテンアゲのMBP16。

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15分でぜんぜんまとまんなかった。湿度高いからか。まあいい。打てる日と打てない日がある、でも打席には立つ。