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数年

アンバサダーや、アスリートの中に混じって、パワメのデータを使うオンラインゲームのボランティアをやってきた。毎週定期的にイベント進行等を数年間。

オンラインゲームは一定数、荒らしみたいな人が現れる。相手をするのも正直しんどいときもあったし、イベントスケジュールにリアルを合わせるのもできなくなってきた。4時起きがまず辛くなり、平日夜は仕事の後に22時過ぎまで約2時間190W付近で回し続ける『仕事』が待っているような感覚になった。
最初は帰宅した後に楽しくやっていたゲームも、遊ぶのが億劫になった。

日の光も浴びす業務用扇風機の前で4本ローラーの上に居る自分、年間600時間ローラーの上で自転車に乗る自分に疑問を持った。4本ローラーの上でキーボードを使い文章を書く特殊スキルを手に入れた。

STRAVAがバーチャルライドを実走と同じ扱いにする為、週間1000km以上走るようなインフレが起き始めた。

「年末は、外で500km走ってライドの記録を残そう」
コンセプトの企画は室内もOKになり、室内のローラーデータ大会になった。実際に参加していた自分でも、「全てのランキング方式の距離・獲得標高のデータはインフレ起きちゃったな」と思った。獲得標高なら1時間で1000mUP、距離なら2時間で70km走れてしまう効率に実走組がかなうわけが無く、室内外カテゴリ混合はダメだろうと。

効率悪くても、外で自転車を楽しめば良いじゃん
そんな結論に達した。

自転車でこんな所まで行った、美味しいものを食べて感謝して、のんびりする無駄を楽しんで、と実走に拘った方が
写真や記憶に残る
自動車や、でこぼこ道や、デメリットがある事を分かった上で、現実を楽しもう。