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Beruf Urban Explorer 6.0 との出会い

兼ねてより「iPadを持ち歩きたいけどいつもバックパックはちょっと…」と思っていた自分にとって, dripのHALF DAYPACKの発売はまさに福音とも呼べるものでした. 初回販売直後の完売状態から約4ヶ月, ついに待ちに待った再販の機会が訪れます. が, またしても争奪戦に敗れ...

大人しく再再販を待つか…と思いましたが, 現行生地の廃番による仕様変更と円安による原価上昇等により, 製品価格の値上げが予定されていること, 仕様変更や販売方法変更により次回再販時期が不明確(~1年後?)ということを鑑み, 残念ではあるけど代わりとなる商品を探そう…と決心したのでした.

本記事では, HALF DAYPACKの代わりとしてBeruf Urban Explorerを選んだ経緯, 購入してみて気づいたことをご紹介します.

候補者たち

まず始めに, 自分がHALF DAYPACKに惹かれていた点は以下の5つでした.

  1. iPad(11インチサイズ)が無理なく入る

  2. 加えて500mlペットボトル, 折りたたみ傘程度の長さの物が入る

  3. ベルトはある程度の太さがあり, 長時間肩に掛けていても疲れにくい

  4. 容量はあってもあまり膨らみ過ぎない

  5. 耐久性のあるナイロン素材

上記に匹敵, もしくは準ずる機能性を有するバッグ(スリングバッグ, Sling Bag)を探してみることに. 下記は参考にさせてもらったYoutuberさん方の動画とその候補者たちです.

様々なバッグたちのおしゃれな紹介動画

Aer Day Sling Max

Aer Tech Sling

Aer Travel Sling 2

Beruf Urban Explorer

まず調べてみて思ったのは, 世の中には結構iPad 11インチサイズが入る肩掛けのバッグがあるのだなと言うことでした. M1 iPad Pro 11インチを購入したのが今年2月中旬ごろ, それから半月ほどでHALF DAYPACKの存在を認知したため, あまり他の商品を調べていなかったのです...(どんだけHALF DAYPACKしか見ていなかったんだ自分…)

なぜBeruf Urban Explorer 6.0を選んだのか?

理由は下記の3点です.

  1. HALF DAYPACKに求めていた機能を満たしていそう

  2. あまり大きいとバックパックとの使い分けが難しそう

  3. "駅弁売りスタイル"が便利そう

まず1は大前提として, 2がAer Tech SlingとTravel Slingに対する優位性, 3がDay Sling Maxに対する優位性となっています.

候補の中で, HALF DAYPACKと同程度かそれ以上の容量がありそうなのはTech SlingとTravel Slingですが, そこまでいくとバックパック背負うのと変わらないのでは…とか, 大容量だからと物を入れすぎて肩こりを誘発しそうだな…といった懸念が湧きました. こうして考えると, HALF DAYPACKは絶妙なサイズだったのだなと改めて思ったり…

残るDay Sling Maxとの比較では, 上述のUrban Explorerレビュー動画にもある"駅弁売りスタイル"の方が, ラウンドジップのDay Sling Maxよりも自分の使い方に合っているだろうという点が決定打となりました. カバー写真右上にある, 普段持ち運ぶpacksafe RFID Blocking Passport Walletが結構大柄(16.5 cm x 12 cm x 2.5 cm)なため, Day Sling Maxのようなラウンドジップタイプだとあまり大きく開口部を広げられず, 取り出し時にちょっと苦労しそうだなと思ったためです.

Urban Explorerの定価はHALF DAYPACKよりも高いですが, 購入当時Amazonポイントが余っていた + 期間限定の10%引きクーポンの適用で同程度の金額になったのも購入の後押しとなりました.

実物でいろいろ試してみる

先週ついに手元に届きましたので, 所感を書いていきます.

想像していたよりも…

まず確認したのはもちろんM1 iPad Pro 11インチが収まるかどうかですが…これは少々予想外の結果となりました.

手持ちのケース付きではポケットに入れるとはみ出るが…
なんとか閉まりはする. しかしジップ部分への過負荷が心配
ポケットへ入れなければ枠内に

まさかのケース付き状態(25.2 cm x 19.5 cm x 1.5 cm)だときれいに収まらないのです…ケースを外した状態(24.76 cm x 17.85 cm x 0.59 cm)はバッチリ入るので, Apple純正のMagic Keyboard等なら装着状態でも収まるのかもしれません.

ケースなしだとすっぽり収まる
もちろん余裕で閉まる

気を取り直して容量チェック

iPadが収納ポケットに入らないというのは残念でしたが, まだ希望はある!と次なる確認, 容量です.

想定される最大の荷物として下記を入れてみました. その結果は…

  • 500 mlペットボトル

  • 折りたたみ傘 (長さ 25cm x 直径 4 cm)

  • pacsafe Passport Wallet (16.5 cm x 12 cm x 2.5 cm)

  • ガジェットポーチ(充電器, ケーブル入り, 14 cm x 11 cm x 4 cm)

  • Magic Keyboard

  • ワイヤレスイヤフォン(Nothing Ear (1))

  • モバイルバッテリー(Anker Astro E1)

  • マウス(Logicool M590)

  • iPhone 12 Pro

ガバッと開けても自立するのは良い. 最大構成でも入りそう…?
全く閉まりません…

はい, 全くだめでした…HALF DAYPACKのように膨らみがあるように見え, 開口部が大きいため期待していましたが, 横から見るとわかるように, 閉めた状態は結構コンパクトになり…

そこから内容物を減らす, 替えてみる等やってみた結果は…

ペットボトルを減らせば閉まる
ガジェットポーチを抜くと…
閉まるがちょっと張ってる
パスポートケースを長財布に替えると
余裕で閉まる

ということで, 残念ながらペットボトルを一緒に入れるには, Passport Wallet or ガジェットポーチを減らすか替える等の工夫が必要という結果となりました. 幸いにして内部にはポケットが複数あるため, ガジェットポーチから充電器やケーブル等をアイテム別に分散収納すればいけそうです. ただそれをやると他のバッグに入れ替える際にちょっと手間が…
やはりHALF DAYPACKは絶妙なサイズだったのだなと…(2度目)

背負ってみると

ペットボトル抜き構成の荷物を入れた状態で, 試しに30-40分程度歩いてみました. 重さが肩の筋肉だけに集中せず身体の前側, 特に鎖骨や胸のあたりに分散しており, 今回程度の荷物なら長時間の外出でも疲れにくそうでした. 本格的な活用に期待が持てます.

総評

完全にHAFL DAYPACKの置き換えとは言えないものの, 最低限の要求は満たしてくれる商品でした. これから使っていくのが楽しみです. 私と同じように, 「11インチサイズのiPadを持ち歩きたいけどそこまで大容量じゃなくてもいい」という方には選択肢の1つになるのではないかと思います.
それにしても, やっぱりHALF DAYPACKは絶妙なサイズだったのだなと…(3度目)

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