自分の成長のためにやって良かったこととそうでもなかったこと

マンガサービスの「アル」で働いています、ワープくんと申します!

最近読んで面白かったマンガは『タイムスリップオタガール』です!

アラサーのオタクガールがタイムスリップして中学生の頃に戻ってしまうお話なのですが、限界オタクムーブが見ていて最高です!

主人公が自分の好きなものに対して、素直に正直に向かっていく姿勢が読んでいて、とても気持ちがいいです。オタクあるあるネタをちりばめつつも、青春友情マンガとして最高なので、是非読んでみてください!

最高の笑顔ですね!!

さて、本題です。

冒頭でも書いた通り、自分はアルというスタートアップで働いています。
アルに入社する前に、2社ほどベンチャー企業で働いていました。
ベンチャー企業あるあるだと思うのですが、そこで働いているメンバーの意識が高く、成長意欲の高い人が多かったですし、会社側としても成長できる環境であることを求職者に対してアピールしています。
かくいう自分も例外ではなく、大学生の就活時期には「成長できる会社」みたいな軸で企業を探していました。
(就活とか転職のnoteも書けたら書きたいです。)

そんな成長を志向してきた自分なりの、「成長するためにやって良かったこととそうでもなかったこと」をまとめてみようと思います。

こんな人に読んでもらうことを想定します

・成長できる会社に就職したい!と思っている大学生
・もっと成長したい!と思っている若手ビジネスマン
・成長成長言われて、逆にちょっと疲れてきている会社員

そもそも「成長する」ってなに?

ベンチャー企業に勤めていたりすると「成長を目指すのが当たり前」という価値観が形成されていくことが多いと思います。しかし、よく考えてみると、「成長する」ってなんなんでしょうね。環境次第ではみんな当たり前に思うことなのに、定義がよくわからないです。
困ったら辞書を引きます。大辞林第三版に「成長」は以下のように記載されています。

① (人・動植物が)育って、大きくなること。一人前に成熟すること。大人になること。 「子が立派に-する」
② 物事の規模が発展して大きくなること。 「 -産業」 「経済-」
③ 個体・器官・細胞の形態的あるいは量的増大を伴う変化。環境条件によって一定の限度があるが、高等植物では限られた部分では一生つづく。細菌学では個体数の増加、生態学では個体群の増加にも使われる。生長。 〔同音語に「生長」がある。育って大きくなる、という点で共通するが、「生長」は主に植物が伸び育つことをいい、それに対して「成長」は主に人や動物が育って大きくなること、また、一般に物事の規模が大きくなることをいう〕

ふむ。。。①の「一人前に成熟すること。」がイメージしている「成長」に近そうですね。ちなみに「成熟」を同じく大辞林第三版で調べると

①果物・穀物などが熟すること。
②人間の身体・精神などが十分に成長し発達すること。 「よく-した肉体」 「 -した社会」
③物事をなすに適当な時期になること。 「戦機が-するのを待つ」

とあり、成長と無限ループします。つまり、辞書で引いてもよくわからないんですよね。

ここから導き出される個人的仮説は「成長の詳細な定義は個人によって解釈が異なる」ということです。そして、同時にこれがやって良かったことの一つ目だったりします。

やって良かったこと①「成長を自分なりに定義する」

成長という言葉は曖昧ですし、個人によって違います。例えば「これまでできなかったことができるようになる」ことが成長だと思う人もいれば、「年収が高くなること」が成長だと思う人もいるでしょう。

まずは自分にとって望む成長を定義しておかないと、「新しい業務にどんどん挑戦できる環境」と「ルーティン業務の改善をする環境」のどっちを志向するべきかわからなくなってしまいます。

また、成長の定義は柔軟に変わって良いと思います。今は「とにかく新しいことができるようになる」と思っていても、いつか「これを極めたい」みたいなものができるかもしれないので。

やって良かったこと②「目標とする人の思考をトレスする」

自分なりに成長を定義したら、その成長した姿に近い人を見つけ、その人の思考を徹底的にトレスします。
「こんな時あの人だったらこうするだろうな」を観察して、真似して、脳内で試して、を繰り返して、脳内にその人を作り上げるレベルまで持って行きます。その結果、その人の行動様式が自分のものになっていきます。
最初からオリジナリティを出そうとして、自分の意思を前面に出しすぎると、却って遠回りになることが多いと思っています。
「成長」の一要因として「変化」があると思うのですが、そのためには優秀な他者の行動様式を取り込むことは近道だと思います。(そもそも人類の発展は先人の行動があってこそなので)

目標とする人と、社内や同じチームで働ける環境なら最高ですが、必ずしもそうじゃない場合もあります。(僕もありました)
そういう時は、本を読むといいです。良いことを書いている経営者がいたら、その人の本を読みまくったり、その本を書くにあたって参考にした本を読みまくると、概ね傾向がつかめます。

~全然関係ない話~
昔、会社の同僚に上記の話をしたときに「僕もよく大槻唯(アイドルマスターシンデレラガールズのアイドル)が脳内に出てくるので一緒ですね」って言われたときはこの人すげえなって思いました。

無題

やってそうでもなかったこと「ライバル的な人や同期内で競い合う」

最後にやってみてそうでもなかったことも書いておきます。これは完全に僕個人の問題ですが、「誰かと競い合う」ことは全然成長に寄与しなかったと思ってます。

というのも、上述した通り「成長は人によって定義が違う」のに、同期内で競い合ってもなぁ。。。となってしまうからです。そもそも「社内の人間より良い成績を出す」って企業活動の本質じゃないと思っています。このあたりは個人の成長の定義と、競争を好むか否かの気質にもよりますね。

経営者や管理職の方は「必ずしも競争させた方が従業員の成績が伸びるわけではない」ということを頭の片隅に持ってほしいですね。。。
(仕組みの設計、組織の風土によってはもちろんめっちゃワークすると思います!あくまで個人の主観です!)

さいごに

一言でまとめると「成長って言っても人によって違うんだから色々考えてみよう」ってことになるかと思います。
社会に出ると学校のテストみたいに点数がはっきりと出ることがないので、成長の実感も方向性も自分で定義したほうが結果的に幸せになるんじゃないかなぁというお話でした。

サポートしてもらえたら、マンガを買います!!