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書籍紹介 岡口基一 要件事実マニュアルシリーズ


はじめに

法律書のベストセラーであり、岡⼝基⼀裁判官のライフワークとも⾔える労作です。現在、弾劾裁判中ではありますが、応援の意味をこめて、その著作を紹介します。

聞いたところによると、岡⼝さんが司法修習⽣のころから当初は試験対策のノートとして作っていたものを、任官後もこつこつと積み上げて、現在の形にしていったということです。出版当時は類書はなく、しかし、このような本を作る発想⾃体ありえないわけではなく、誰かがやらなければいけないようなものだったと思います。本体のマニュアルシリーズは、岡⼝さんが⾃ら述べるとおり、「辞書」であり、岡口さん自身がすべての法律学の⽂献に⽬を通し、それらの情報を簡潔に集約していったものです。

入門編

要件事実とはなにか、からはじまる入門編です。まず、コンパクトな一冊として。予備試験・司法試験向け。

司法修習生編

「ゼロマス」から一歩発展した2冊。司法修習生向け。

実務編

裁判官、裁判所書記官、弁護士など法曹関係者向け。もはや必携の本。すべての裁判所、法律事務所にあると言ってよいと思います。ない方がむしろまれ。

民法本体編

kindle版も出ていますが、第5版と古いので注意。ただし、遺留分関係など現在でも必要な部分もあるので、まったく不必要ではなったわけではありません。

特別法編

kindle版(ただし旧版の第5版)

民事訴訟手続編

特別法手続編

以下、待望の新刊です。

その他の著作

渾身の二冊

弁護士(代表中村弁護士)の疑問に岡口さんが裁判官として答えた!


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