休眠
シクラメンの多くは、夏越し時に休眠する。その方が、少ない消耗で、安全に夏を越すことができるから。
しかし、北海道という土地柄もあり、我が家のシクラメンには夏の休眠を許さない。息も絶え絶えくらいになりながらでも、起きていていただいた方が、秋からのお世話が楽だからである。
無事に夏を乗り切ったシクラメン2号。お迎えして丸一年が過ぎました。(奥に見えるのは、昨日の朝顔ちゃんです)
花を咲かせています。ご苦労。
……シクラメンには厳しい私ですが、先程、糠床を冬眠させました。
多忙と気疲れで、糠床を混ぜる気力がなく……。
「冷蔵庫だから、大丈夫だよね」を合言葉に二週間。冷蔵庫保管の罠。どうにもこうにも、ただ混ぜるだけのたった数分をこなせない。五日目あたりから、大丈夫ではないことを知っていたけれど、それでもご機嫌伺いはしなかった。
今日、意を決して蓋を開けたところ、表面全体を覆うお馴染みの酸膜酵母。そして、少しのカビ……。
分かっていたことなので、表面全体をスプーンで厚く削って捨て、きれいな部分だけを混ぜてジップロックへ。
冬眠の際のジップロックは、Lサイズがオススメ。出来るだけ大きいサイズのジップ袋で、出来るだけ平たく伸ばします。型抜きのクッキー生地を伸ばすかのごとく。(注・のべ棒で伸ばさずとも、手でいけます)
このような姿にし、冷凍庫へ。これで、「今日も混ぜられない……」と悩むこともありません。
多分、年末くらいには食べたくなると思うので、その頃にまた起こす予定です。
そして、来年は、糠漬け食べて運気アップします。それは決めてます。
ちょっとだけ、休憩します。
【追記・カビについて】
目に見えるカビを取り除いても、目視できない菌糸は食品に残ると言われています。カビ毒は身体に有害なので、カビが生えたら廃棄の方がいいと思います。私は見える部分だけ除去して冷凍しましたが、カビは冷凍にも耐えると聞きますので、食品衛生的にはやめた方がいいことを申し添えます。
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