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普賢象という桜

暦で春土用が明けた日、友人と桜が綺麗な神社にお花見に行った。
三碧木気の今年は、(桜に限らず)お花見がゆうき行動だから。

今年も開花が早かったので、ソメイヨシノは終わってしまっていたけれど。

鬱金

黄色というか、黄緑色の桜。

高台からの眺め

新しい季節が始まるんだなーと感じた。
結局春土用は、【土用明けの天啓】はわからなかったのだけれど、この日に明けたんだろうなと思っている。


神社への八重桜の並木


普賢象という品種の桜もあった。玉のようにふっくらとした花が可愛い桜。

何故か、普賢象にだけ説明札があった

……何故突然、時期はずれにお花見のことを書いているかというと、この普賢象の画像を使う機会がやってきたから。

たまに、親しいところから依頼されて名刺や印刷物をデザインすることがある。

特に名刺は、縁起の良いモチーフが入るようなデザインにしている。せっかく使っていただくのだから、福が舞い込むような名刺であって欲しい。
それが功を奏したのか、人伝てで、あちらこちらから依頼が入ってくるようになった。

先日の依頼者の守り本尊が普賢菩薩だったので、何かのモチーフで入れたいけれど、あからさまな画像を入れるのも……と迷っていたところ、この普賢象のことを思い出した。

この桜は、蕊が普賢菩薩を乗せる【普賢象】の牙に似ていることから、その名前がついたらしい。

偶然だけど、多分「この人ために撮影してきたんだなあ」と、感慨深い。

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