わたしが変わったのではない
わたしは今まで、自分は褒められるのが嫌いなのだ、とずっと思っていた。
そもそもコミュニケーションの一つとして褒められるようなことがあまり好きではないし、疑り深さとかあまのじゃくさが根底にあるので、なんだか伸びしろが無くなる気がして、仕事では嫌なことを言われ続けたいドMな生き方を好んでいた。
それが、先日の記事のとおり、ダイエットを始めてYouTubeを活用するようになったわたし。
画面からほほえみかけてくれる素敵な人たちに出会ってしまった。
「毎日がんばってるね!」「すごいすごーい!」
「あと少しだよ!9分前の自分よりキレイになってるよ!」「いいよー!最高だよ!」
なにこれ。正直めちゃくちゃ嬉しい。
てか、あれ?わたし褒められて喜んでない?
何が違うか。
物理的にがんばって運動をこなしている。運動をこなせば体はできていくわけで、それらはイコール実績(効果)として形にあらわれる。
だからその笑顔の褒めの前に、わたしの疑り深さやあまのじゃくさが現れる余地はないのである。
そして、ちょっと考えてみると、笑顔の褒めの前には、吐きそうなスパルタ運動をさせられているわけで、結局彼らは爽やかなドSインストラクターでしかなかったし、わたしはそれに嬉々として運動しちゃうドMダイエッターでしかなかった。
わたしが変わったのではない。
目的によってベストなアプローチ方法は変わるということを身をもって再認識させられた。
あと、ダンスとかダイエット系のYouTuberのみなさん、いつもわたしを導いてくれてありがとう。まじで。
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